刺身の日持ちする保存方法は知っていますか?
刺身は冷蔵保存ですぐに食べなければならないイメージがありますが、冷凍で日持ちすることはできるのでしょうか。
今回は、刺身の冷凍保存方法や賞味期限の目安について紹介します。
冷凍刺身を解凍するコツや腐ったときの特徴も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
刺身のおすすめ保存方法は?
刺身は冷蔵保存が一般的ですが、生ものなので日持ちしにくいのが特徴です。
特に切り身の場合は、刺身の断面から水分が出てしまうため、冷蔵保存だと早めに食べきる必要があります。
また、刺身は冷凍で日持ちさせることが可能です。
ただし、冷凍保存した刺身は解凍すると劣化が進むため、生の場合は1週間以内に食べることをおすすめします。1週間以上経った刺身は、加熱して食べましょう。
【冷凍】刺身の保存方法・賞味期限の目安
ここからは、刺身の冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
冷凍保存方法
刺身の冷凍保存方法は以下のとおりです。
- 刺身の柵についたドリップをキッチンペーパーなどで拭き取る
- 刺身をジップ付き保存袋に入れて、空気を抜いて密閉する
- 金属トレーの上に刺身をのせて冷凍庫で急速冷凍する
刺身を冷凍保存する際は、柵についたドリップを手早く拭き取り、ジップ付き保存袋に入れて乾燥しないようにしっかりと空気を抜いて保存することが大切です。
食べ切れる量ずつ小分けにして、はやく冷凍できるように袋を平らにしてから保存しましょう。
賞味期限の目安
冷凍した刺身の賞味期限は約1ヶ月です。
ただし、生の状態で食べる場合は1週間を目安に食べましょう。1週間以上保存した刺身は加熱して食べることをおすすめします。
刺身は生ものなので菌の繁殖を防ぐためにも解凍後はなるべく早めに食べきりましょう。
冷凍した刺身を解凍するコツは?
冷凍した刺身のおすすめ解凍方法は以下のとおりです。
- 冷蔵庫で自然解凍
- 氷水で解凍
冷凍刺身の品質を落とさずに解凍するなら、冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。保存袋から取り出して刺身をキッチンペーパーで包んでからラップで巻き、5時間ほど自然解凍しましょう。
また、冷凍刺身は氷水につけて解凍することも可能です。
ドリップが出にくいうえに1時間ほどで解凍できるので、おいしさを保ちながら早く解凍したい場合は氷水につけて解凍しましょう。
刺身は腐るとどうなるの?
ここからは、腐った刺身の特徴を紹介します。
- 刺身に白い膜がついている
- 黒・茶・緑などに変色している
- ぬるぬるしている
- 刺身の表面がべたつく
- 強い生臭さがある
- 食べるとねっとりした食感
- 食べると舌がピリピリする
冷凍刺身を解凍したとき、上記のような特徴があれば腐っている可能性が高いです。
食べると食中毒を起こすリスクがあるため、食べる前に腐っていないか必ず確かめてください。