ピザ生地の保存方法は知っていますか?手作りしたピザ生地はまとめて作ることが多いですが、どのように保存すれば日持ちしやすくなるのでしょうか。
今回は、ピザ生地の正しい保存方法・賞味期限の目安を【冷蔵・冷凍】に分けて紹介します。
腐ったピザ生地の特徴もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
ピザ生地を日持ちさせるコツは?
自宅で作ったピザ生地は、冷蔵・冷凍での保存ができます。
ただし、保存状態が悪いと早いうちに傷んでしまうので、正しい方法で保存する必要があります。
ピザ生地を保存する際は、以下の2つのポイントを意識してみてください。
- 空気が触れないように保存する
- 急速冷凍する
ピザ生地は空気が触れた状態で保存すると乾燥して硬くなってしまいます。
乾燥を避けるためにも、なるべく空気が触れないように密閉して保存することが大切です。
また、冷凍保存する場合は、ピザ生地の品質を落とさないためにも、できるだけ短時間で冷凍させることがポイントです。
冷凍庫の急速冷凍機能などを使ったり、金属トレーに乗せて保存すると、短時間で冷凍できます。
【冷蔵】ピザ生地の保存方法・賞味期限の目安
まずは、ピザ生地の冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
冷蔵保存方法
ピザ生地の冷蔵保存方法は以下のとおりです。
- ピザ生地を1枚ずつ丸くする
- 清潔なふきんを水で濡らし、固く絞る
- パン生地をふきんで包み、ジップ付き保存袋や密閉容器に入れる
- 冷蔵保存する
ピザ生地に適した温度は、2~4℃と言われています。
そのため、温度の高い野菜室ではなく冷蔵庫に入れることをおすすめします。
賞味期限の目安
ピザ生地を冷蔵保存した場合の賞味期限は3日ほどです。
ただし、夏場などの暑い時期は傷みやすくなるので早めに食べきりましょう。
数日で使う場合は冷蔵保存で問題ありませんが、3日以上保存するなら冷凍しておくことをおすすめします。
【冷凍】ピザ生地の保存方法・賞味期限の目安
まずは、ピザ生地の冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
冷凍保存方法
ピザ生地の冷凍保存方法は以下のとおりです。
【ピザ生地の冷凍方法】
- ピザ生地を1枚分ずつ薄く伸ばす
- オリーブオイルを軽く塗る
- 1枚分ずつ空気が入らないようにラップで包む
- ジップ付き保存袋に入れてから冷凍する
冷蔵保存するときはピザ生地を丸くして保存しますが、冷凍の場合は薄く伸ばして保存しましょう。薄く伸ばして保存することで、解凍しやすくなります。
また、焼いた後のピザ生地も冷凍保存が可能です。
【焼いたピザ生地の冷凍方法】
- 焼いたピザ生地の粗熱をとる
- 粗熱がとれたら1枚ずつラップやオーブンシートで包む
- さらにジップ付き保存袋に入れて密閉し、冷凍保存する
焼いたピザ生地を冷凍保存しておけば、食べるときに好きな具材を乗せてオーブンで焼き、解凍しながら調理もできるので時短に繋がります。
賞味期限の目安
ピザ生地は、焼く前と焼いた後で賞味期限が異なります。
- 焼く前のピザ生地:約3週間
- 焼いた後のピザ生地:約2週間
焼いた後のピザ生地を冷凍しておけば食べる際の時短に繋がりますが、焼く前よりも約1週間賞味期限が早いので注意してください。
なお、具材を乗せて冷凍保存した場合の賞味期限は約1週間と短いです。
日持ちを重視したい方は焼かずに冷凍、便利さを重視したい場合は焼いてから冷凍がおすすめです。
ピザ生地が腐るとどうなるの?
ここでは、腐ったピザ生地の特徴を紹介します。
【腐ったピザ生地の特徴】
- カビが生えている
- ヌメリがある
- 納豆のような発酵臭がする
- 酸っぱい臭いがする
- 粘り気が強い
ピザ生地に上記のような特徴がひとつでも当てはまる場合は、腐っている可能性が高いためすぐに処分しましょう。
冷蔵したピザ生地は解凍したときにこのような異変が現れる可能性が高いため、食べる前にかならず腐っていないか確認しましょう。