白身魚の一種で柔らかくさっぱりとした味わいのカレイ。
煮付けや干物などさまざまな調理方法で食べられていますが、すぐに調理しない場合は正しく保存する必要があります。
今回は、カレイの日持ちする保存方法と日持ち期間について紹介します。
カレイを冷蔵・冷凍する際のポイントや、おいしく食べる解凍方法も解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
カレイの日持ちする保存方法って?
カレイは、冷蔵・冷凍保存が可能ですが、長期保存するなら冷凍保存がおすすめです。
また、カレイを丸ごと保存する場合は事前に下処理する必要があります。
【カレイの下処理方法】
- カレイの頭部・内蔵を取り出す
- 身を水洗いする
- キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る
カレイは頭部や内蔵から傷み始めるので、あらかじめ取り除いておきましょう。
カレイは保存中に水分が出て旨味が落ちてしまうため、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ってから保存すると日持ちしやすくなります。
【冷蔵】カレイの保存方法・賞味期限の目安
まずは、かれいの冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
冷蔵保存方法
カレイの正しい冷蔵保存方法は以下のとおりです。
- 下処理したらカレイをキッチンペーパー覆う
- さらにキッチンペーパーの上からラップで覆う
- ジップ付き保存袋にいれて密閉し、冷蔵保存する
カレイは保存中に水分が出てしまうので、しっかりとキッチンペーパーで包みましょう。
賞味期限の目安
冷蔵保存したカレイの賞味期限は1日です。
カレイは冷蔵保存しても日持ちはしないため、すぐに食べる予定のある場合のみ冷蔵保存しましょう。
カレイの上に保冷剤や氷を乗せて保存すると2~3日ほど日持ちするので試してみてください。
【冷凍】カレイの保存方法・賞味期限の目安
続いてはカレイの冷凍保存方法・賞味期限の目安を紹介します。
冷凍保存方法
カレイの冷凍保存方法は以下のとおりです。
- カレイについた水気をしっかり拭き取る
- カレイに空気が触れないようにラップでしっかり包む
- 金属トレーに乗せて急速冷凍する
カレイを冷凍する際は、しっかり水気を拭き取ってから保存することが大切です。水分がついたまま冷凍すると臭みが出やすくなるので注意しましょう。
そして、カレイの品質を保ったまま長期保存するには、カレイの乾燥・酸化を防ぐことが重要です。ラップでしっかり包み、空気が触れないようにしましょう。
ラップで包んだカレイをそのまま冷凍保存するよりも、金属トレーに乗せて急速冷凍したほうが、旨味を落とさずに保存できるのでおすすめです。
賞味期限の目安
冷凍カレイの賞味期限は、約2週間です。
1日ほどしか日持ちしない冷蔵保存と比べて長持ちしますが、魚は肉・野菜よりも傷みやすいのでなるべく早めに食べきることをおすすめします。
冷凍カレイの解凍方法は?
冷凍したカレイをおいしく食べるには、正しい方法で解凍する必要があります。
ここでは、カレイのおすすめ解凍方法や不向きの解凍方法を紹介します。
冷凍カレイの解凍方法
冷凍カレイの品質を落とさずに解凍するには、冷蔵庫で自然解凍がおすすめです。
調理する4時間ほど前から、冷凍カレイを冷蔵庫に移してじっくりと解凍させましょう。
解凍するまで時間はかかりますが、カレイの旨味を損なわずに解凍できます。
電子レンジの解凍は不向き
冷凍カレイを電子レンジで解凍すると、加熱ムラができてしまい栄養成分や旨味が流れ出てしまいます。
電子レンジなら早く解凍できますが、美味しい状態で解凍したい場合は電子レンジを避けて冷蔵庫で自然解凍することをおすすめします。