ラーメンの具材や酒のお供に人気のチャーシュー。
手作りすると手間暇がかかるので、作り置きできたらとても便利ですよね。
今回は、チャーシューの正しい保存方法と賞味期限の目安を冷蔵・冷凍に分けて紹介します。
チャーシューを日持ちさせるコツや解凍方法もまとめましたので、チャーシューを手作りした際はぜひ参考にしてみてください。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
チャーシューの正しい保存方法
手作りチャーシューは冷蔵・冷凍保存が可能ですが、チャーシューの水分量によって日持ちする保存方法は異なります。
低温で調理した水分量の多いチャーシューは冷蔵保存、豚バラなど脂質が多い部位で作った水分量の少ないチャーシューは冷凍保存しましょう。
低温で調理したチャーシューは水分量が多くしっとりとした食感が特徴であるため、冷凍保存すると水分が抜けて食感が大きく変わってしまいます。
水分量の多いチャーシューは冷凍を避けて冷蔵保存しましょう。
一方、脂質の高い部位を使用したチャーシューは水分量が少ないため、冷凍保存しても食感はあまり変わりません。
手作りチャーシューを保存する際は、水分量を見て保存方法を決めましょう。
【冷蔵】手作りチャーシューの保存方法・賞味期限の目安
まずは、手作りチャーシューの正しい冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
冷蔵保存方法
手作りしたチャーシューを冷蔵保存する際は次の手順で行いましょう。
- チャーシューができたら粗熱をしっかりとる。
- 完全に冷めたら、密閉容器にチャーシューとタレを入れて密閉し、冷蔵保存する。
保存中に雑菌が繁殖しないためにも、チャーシューが完全に冷めてから保存しましょう。
タレと一緒に保存することでチャーシューに味が染み込みやすくなります。
味が濃くなるのが不安な方は、別々に保存しましょう。
賞味期限の目安
チャーシューを正しく冷蔵保存することで、約1週間日持ちします。
調理時に生姜や黒こしょうを加えておくと殺菌効果が高まり、より日持ちしやすくなります。
【冷凍】手作りチャーシューの保存方法・賞味期限の目安
続いては、手作りチャーシューの冷凍保存方法と賞味期限の目安、おすすめの解凍方法を紹介します。
冷凍保存方法
チャーシューの冷凍保存方法は以下のとおりです。
- チャーシューを作ったら粗熱をしっかり取る。
- 完全に冷めたら食べやすい大きさに切る。
- 一度に食べきる量ずつラップで包む。
- ジップ付き保存袋に入れて空気を抜いて密閉する。
- 金属トレーに乗せて急速冷凍する。
冷蔵保存の手順と同様、保存中に雑菌が繁殖しないためにも完全に冷めた状態で保存しましょう。
チャーシューを金属トレーに乗せて冷凍することで、冷凍するスピードが速まり、品質を保ったまま保存することができます。
賞味期限の目安
冷凍保存した手作りチャーシューの賞味期限は、約1ヶ月です。
冷凍すると冷蔵保存に比べて長く日持ちしますが、保存期間が長いほど劣化が進みますので、安心しきらずなるべく早めに食べきりましょう。
冷凍チャーシュの解凍方法
冷凍したチャーシューは冷蔵庫に移して自然解凍しましょう。
一日かけてじっくりと解凍することでドリップが出にくくなり、味や食感を落とさずに食べられます。
反対に、電子レンジなどを使って加熱解凍することはおすすめできません。
加熱解凍すると、急な温度変化で水分や旨味が流れてしまい、パサパサした食感に変わってしまうからです。
チャーシューをおいしく食べるためにも、冷蔵庫でしっかりと自然解凍することをおすすめします。
チャーシューを日持ちさせるコツは?
手作りチャーシューを日持ちさせるためには、次のポイントを意識して保存しましょう。
【手作りチャーシューを日持ちさせるコツ】
- 濃い味付けにする
- カットせずに丸ごと保存する
- しっかりと密閉保存する
チャーシューを長く保存したい場合は、殺菌作用のある醤油を多めに加えてタレを作り、チャーシューと一緒に保存しましょう。
薄味のタレだと日持ちしにくいので注意してください。
空気が触れた状態で保存していると、酸化が進み雑菌も繁殖してしまうので、冷凍保存する際は空気が触れないようにしっかりと密閉することが大切です。