さんまは冷凍で日持ちすることを知っていますか？
生もののさんまは日持ちしにくいので、長持ちさせるなら冷凍がおすすめです。
今回は、さんまの冷凍保存方法と賞味期限の目安について解説します。
さんまの下処理方法や、冷凍したさんまの解凍方法・焼き方のコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
さんまは冷凍で日持ちする？
スーパーなどでも販売されていることの多い「さんま」ですが、生ものなので冷蔵保存だとあまり日持ちしません。
さんまをすぐに使い切る場合は冷蔵保存でも問題ありませんが、より長く保存したい場合は冷凍での保存がおすすめです。
すぐに食べる予定のない場合は、購入してすぐの新鮮な状態で下処理を行い、冷凍保存しておきましょう。
さんまの下処理方法
さんまは冷凍保存する前に下処理を済ませておきましょう。
【さんまの下処理方法】
- さんまのうろこ・ぬめりを取る(包丁の刃を垂直に立てて滑らせるように取る)
- さんまの頭を切り落とす
- 切り口から内蔵を取り出す
- しっかり水洗いする
- キッチンペーパーなどを使い、しっかり水気を拭き取る
スーパーなどで販売されているさんまは、うろこが付いていない事が多いですが、うろこが付いていると食感が悪くなるため上記の方法で取り除いておきましょう。
【冷凍】さんまの保存方法・賞味期限の目安
さんまの下処理が完了したら冷凍保存しましょう。
【さんまの冷凍保存方法】
- 下処理したさんまを一尾ずつラップで包む
- 金属トレーに乗せて冷凍する
- 凍ったらジッパー付き保存袋にいれて密閉し、冷凍保存する
さんまを冷凍保存する際は、必ず一尾ずつラップで包みましょう。空気が入らないようにぴったりと包むのがポイントです。
冷凍さんまの賞味期限の目安
冷凍したさんまは、約3週間日持ちします。
さんまは冷凍保存すると冷蔵よりも長持ちしますが、冷凍する前に鮮度が落ちていると賞味期限よりも早く傷んでしまう可能性があります。
さんまを冷凍してもできるだけ早めに食べきることをおすすめします。
冷凍したさんまの解凍方法は？
冷凍したさんまをおいしく食べるには、正しい手順で解凍する必要があります。
ここでは、冷凍さんまのおすすめ解凍方法を3つ紹介します。
自然解凍
さんまを解凍するなら自然解凍がおすすめです。
冷凍したさんまをそのまま冷蔵庫に移してじっくり自然解凍しましょう。
時間をかけて解凍することで旨味や水分の流出を抑えます。
冷蔵庫で自然解凍する場合、大体5～6時間で解凍されるので、事前にさんまを使う予定がわかっているときにおすすめです。
流水解凍
自然解凍する時間がない場合におすすめなのが流水解凍です。
- ボウルに水をはる
- さんまを保存袋に入ったままの状態でボウルに入れる
- 細めに水を流して、30分ほど放置する
さんまを流水解凍する際は、必ず袋に入ったままの状態で行いましょう。
さんまを袋から取り出してそのまま流水に当ててしまうと、旨味や栄養成分が流出してしまうので注意です。
電子レンジで解凍
さんまをとにかく短時間で解凍したいときは、電子レンジで解凍しましょう。
- さんまを包んでいたラップを外す
- 耐熱皿の上にキッチンペーパーを敷いて、さんまを並べる
- 100g30秒を目安に様子を見ながら加熱する
さんまを電子レンジで解凍する際は、加熱のしすぎに注意してください。
加熱しすぎると部分的に煮えてしまうことがあるので、加熱中にひっくり返すなどして気をつけましょう。
冷凍さんまの美味しい焼き方
ここでは、冷凍したさんまをグリルやフライパンでおいしく焼く方法を紹介します。
冷凍さんまを美味しく食べるためのコツを覚えておきましょう。
さんまをフライパンで美味しく焼く方法
さんまをフライパンで焼く方法を紹介します。
- さんまに塩小さじ1を両面にふる
- 10分ほど放置する
- フライパンを熱し、油を薄くひく
- さんまをフライパンに並べて、皮に焦げ目が付くまで中火で3分ほど焼く
- 焦げ目がついたらひっくり返し、弱火にして7分ほど焼く
- 強火にして皮に焼き目をつける
フライパンを使うと、グリルよりも短時間で焼くことができます。
また、フライパンに油をひかずにクッキングシートを敷いて焼く方法もあります。
クッキングシートを使う場合は、さんまが焦げづらいので、お好みの仕上がりに合わせて使用してみてください。
さんまをグリルで美味しく焼く方法
さんまをグリルを使って焼く場合は以下の手順で行いましょう。
- さんまに塩小さじ1を両面にふる
- 10分ほど放置する
- グリルを数分から焼きする
- ペーパータオルを使い、網に油を薄く塗る
- さんまをグリルに入れて、弱火～中火で10分ほど焼く
- 焦げ目がついたら強火でさらに1分焼く
さんまをグリルで焼く際は、さいごに強火で1分ほど焼くことで皮がパリッと仕上がります。
さんまの大きさによって焼ける時間も異なるので、様子を見ながら焼き時間を調節しましょう。
