かぼすの日持ちする保存方法は知っていますか？
かぼすは常温保存が不向きと言われていますが、なぜなのでしょうか？
今回は、かぼすの日持ちする保存方法と賞味期限の目安を【まるごと・カット・皮・果汁】別に紹介します。
常温保存が不向きの理由や腐るとどうなるのかもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
かぼすの正しい保存方法は？
かぼすは冷蔵・冷凍での保存が可能です。
まるごと・カット・皮・果汁にした場合、それぞれ適切な保存方法があるので、正しい方法で保存してください。
また、かぼすは常温保存が不向きと言われています。
かぼすをはちみつ漬けやジャムにすれば常温でも長期保存ができますが、かぼすをそのまま常温で放置すると追熟してすぐに傷んでしまいます。皮が黄色に変色してかぼす特有の香りがなくなってしまうので、かぼすを常温保存することは避けましょう。
【まるごと】かぼすの保存方法・賞味期限の目安
かぼすを1個まるごと保存する場合は以下の手順で冷蔵保存しましょう。
- 黒いビニール袋と鮮度保持剤を用意する
- 黒いビニール袋にかぼすと鮮度保持剤を入れる
- ビニール袋の空気をしっかり抜いてしばる
- 冷蔵庫の野菜室にいれて保存する
かぼすをまるごと保存する際は、黒いビニール袋を使うのがおすすめです。黒いビニール袋を使うことで光を遮断し、かぼすの劣化を防ぎます。
上記の方法でかぼすを冷蔵保存した場合の賞味期限は、約2日です。
保存期間が長くなるほど劣化は進むので、なるべく早めに食べきりましょう。
【カット】かぼすの保存方法・賞味期限の目安
カットしたかぼすは冷凍保存がおすすめです。
カットしたかぼすの保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
【かぼすをカットして保存する方法】
- かぼすを好きな大きさにカットする
- カットした実を一つずつラップに包む
- ジップ付き保存袋にいれて密閉し、冷凍保存する
かぼすをカットして保存する場合は、酸化を抑えるためにも空気が触れないようにしっかりとラップで包み、保存袋で密閉させましょう。
かぼすを正しく冷凍保存すれば3～4ヶ月日持ちします。
冷凍したかぼすは、常温において自然解凍してから使いましょう。
【皮】かぼすの保存方法・賞味期限の目安
かぼすの皮は冷凍保存がおすすめです。
かぼすの皮の正しい保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
【かぼすの皮を冷凍保存する方法】
- かぼすの皮をぬるま湯で丁寧に洗う
- 皮を薄く削る
- 皮をラップで包み、ジップ付き保存袋にいれて密閉する
- 冷凍保存する
かぼすの皮を正しく冷凍保存した場合、約1年日持ちします。
かぼすの皮の内側についている白い部分は苦味があります。皮を削る際は、緑色の部分だけを削りましょう。
冷凍したかぼすの皮は、凍ったまますりおろしたり、カットできるのでとても便利です。
【果汁】かぼすの保存方法・賞味期限の目安
かぼすの果汁を保存する方法は以下のとおりです。
【かぼすの果汁の保存方法】
- 果汁を茶こしで濾す
- 保存容器に果汁とお酢を1割ほど入れて蓋をする
- 冷蔵保存する
かぼすの果汁を上記の手順で保存した場合、最長で半年日持ちします。
また、かぼすの果汁は冷凍保存も可能です。
冷蔵保存する手順と同様にお酢を加えて、製氷皿に注いで冷凍したあとにジップ付き保存袋に入れて冷凍保存しましょう。
冷凍することで約1年賞味期限を延ばすことができます。
かぼすが腐るとどうなるの？
ここでは、腐ったかぼすの特徴を紹介します。
【腐ったかぼすの特徴】
- 皮が黄色く変色する
- 表面にツヤがなくなりカビが生える
- 異臭がする
本来のかぼすは鮮やかな緑色で酸味のある香りが特徴ですが、腐ると皮が黄色く変色し、かぼす特有の香りがなくなります。表面にカビが生えていたり悪臭を感じたら、食べずに処分しましょう。
