うどの賞味期限の目安や日持ちする保存方法は知っていますか?
「春の山菜」として親しまれている「うど」は、シャキッとした食感と特有な風味がおいしいですよね。
今回は、うどの保存方法と賞味期限の目安を【冷蔵・冷凍・保存食】にわけて紹介します。
うどの下処理方法や腐るとどうなるのかもまとめましたので、うどを手に入れた際はチェックしておきましょう。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
うどの下処理方法は?
うどはアクが強いので下処理をする必要があります。
うどの下処理方法は以下の通りです。
- 包丁で太い茎の表面にある毛を落とすようにして洗う
- うどの穂先・茎・枝のパーツごとに切りわける
- 皮を厚めに剥く
- カップ2杯の水に、小さじ1のお酢を入れて10分ほど浸す(生で食べる場合は20分ほど)
軟白うどはアクが少ないため、アク抜きをしなくても問題なく食べられることがありますが、山うどや収穫して時間が経ったうどは、えぐみを感じやすいので下処理が必要です。
うどの皮も上記と同じように下処理すれば、きんぴらなどにして食べることができます。
【冷蔵】うどの保存方法・賞味期限の目安
ここからは、うどの冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
【うどの冷蔵保存方法】
- 好きな長さにカットする
- 切り口に酢水をつける
- 切り口にラップを巻く
- 切り口以外の部分はキッチンペーパーを少し湿らせて巻きつける
- ジップ付き保存袋にいれて冷蔵庫の野菜室で保存する
うどを冷蔵保存した場合の賞味期限は2~3日ほどです。
うどは傷みやすい食材なので、購入したら早めに保存しましょう。空気に触れないようにしっかりラップで巻き付けておくことが日持ちするポイントです。
正しく保存していても、保存期間が長くなるほどアクが強くなっていくのでなるべく早めに使い切りましょう。
【冷凍】うどの保存方法・賞味期限の目安
うどの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
【うどの冷凍保存方法】
- 下処理を済ませておく
- 好きな大きさにカットする
- 水に少量のお酢をとうどを入れて2分ほど茹でる
- ザルにあげて冷ます
- キッチンペーパーで水気を拭き取る
- ラップでしっかりと包み、ジップ付き保存袋に入れて冷凍保存する
うどを上記の方法で冷凍保存すれば、約1ヶ月賞味期限を延ばすことができます。
下処理をして冷凍保存することで日持ちしやすくなるほか、使う際の時短になります。
冷凍保存したうどは、次のような解凍方法がおすすめです。
【うどの解凍方法】
- 冷蔵庫で自然解凍
- 凍ったまま加熱調理
うどを和え物などに使う場合は、冷蔵庫に移して半日ほどかけて自然解凍しましょう。
加熱調理をする場合は、解凍せずにそのまま加熱調理ができます。
うどを保存食にして保存する方法・賞味期限の目安
うどは、冷凍保存で約1ヶ月日持ちしますが、保存食にすることでさらに賞味期限をのばすことができます。
ここでは、うどを塩漬けにして保存する方法を紹介します。
- うどの葉を取り除いて、好きな大きさにカットする
- ボールにうど・水・重曹小さじ1を入れて数時間放置する
- うどを水洗いする
- 深めのタッパーに入れる
- うどの重さの4割ほどの塩を振りかける
- 重石をして2~3日水分が出るまで置いておく
- 水気を絞り、ジップ付き保存袋にいれる
上記のように塩漬けをすると半年ほど賞味期限を延ばすことができます。
食べる際は、水につけて塩抜きをしてから調理してください。
うどが腐るとどうなるの?
保存していたうどが腐るとどのような特徴が現れるのでしょうか?
うどは冷凍保存をしていれば腐る可能性は低いですが、冷蔵保存していた場合や下処理前は、調理する前に腐っていないか確認する必要があります。
【腐ったうどの特徴】
- 変色している
- ぬめりがある
- 変な臭いがする
酸化によって切り口は変色しやすいですが、劣化が進むと切り口以外の部分が変色していきます。
カットをしたときに中が変色していてぬめりや異臭がする場合は腐っている可能性が高いのですぐに処分しましょう。