片栗粉の賞味期限は？正しい保存方法や劣化するとどうなるのかを紹介

揚げ物やお菓子作りなど様々な料理に使う片栗粉は消費しやすいので賞味期限を気にしないことも多いですが、保存状態によっては劣化することもあるので日持ち期間を把握しておく必要があります。

今回は、片栗粉の賞味期限の目安【未開封・開封後】を紹介します。

さらに、片栗粉の正しい保存方法・賞味期限切れの片栗粉はいつまで使えるのか・劣化するとどうなるのか・期限切れ片栗粉の活用術もまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

目次 -お好きなところからお読み下さい-

片栗粉の賞味期限の目安

まずは片栗粉の賞味期限の目安を確認していきましょう。

未開封の片栗粉は、一般的に製造日から約2年とされています。

設定されている賞味期限はメーカーによって異なることもあるので、購入する前に袋に記載されている賞味期限を確認しておきましょう。

片栗粉は、開封をしても半年から1年であれば問題なく使えるでしょう。

ただし、保存状態が悪いとダニ・カビが発生していることもあるので、使う度に片栗粉の状態を確認することをおすすめします。

片栗粉を長く使うためには、保存方法に気をつける必要があります。

ここからは、片栗粉の保存方法について紹介します。

片栗粉の劣化を防ぐためには、片栗粉を空気に触れさせないことが重要です。

ジップ付き保存袋などに小分けにしておけば、大きな袋で保存するよりも空気に触れる回数を減らせます。

湿気から守るためにも、乾燥剤も一緒に入れておくと尚良いでしょう。

高温多湿の場所で長く保存しておくとカビやダニが発生しやすくなるので、長期保存するなら冷凍保存がおすすめです。

片栗粉は粉ものであるため、冷凍をしても固まることはありません。解凍する手間なく使えるのは嬉しいですよね。

片栗粉は賞味期限が過ぎても劣化していなければ使うことができます。

片栗粉は、ほとんど水分が含まれていない食品なので劣化しにくく、賞味期限が過ぎても問題なく使えることが多いです。

ただし、水分がついてしまったり湿度の高い場所に置いておくとカビやダニ発生の原因となりますので、長く使うためにも保存方法には気をつけましょう。

水分がほとんどなく傷みにくい片栗粉ですが、保存状態によっては賞味期限内でも劣化してしまうことがあります。

ここでは、劣化した片栗粉の特徴を紹介します。

片栗粉は湿気の多い場所に放置すると、黄色く変色したり、カビやダニが発生しやすくなります。ダニに気づかず片栗粉を使ってしまうとアレルギーを発症してしまうリスクも高まります。湿気が気になる梅雨の時期はとくに保存方法に気をつけましょう。

片栗粉が劣化して「料理に使うのは心配…」という場合は料理以外の活用がおすすめです。

ここでは、劣化した片栗粉の活用術を紹介します。

料理以外に使う場合も、発生したカビを取り除いてから使うようにしましょう。

片栗粉は、重曹と水があれば入浴剤として使うこともできます。

お好みのフルーツ果汁やアロマオイルを加えることで簡単に香り付けができます。

劣化した片栗粉はカビ取りにも最適です。

塩素系漂白剤を使用するので、必ず換気をしながら作業しましょう。長く放置しすぎると素材が傷んでしまう可能性があるので5分を目安にしっかりと洗い流しましょう。