炒め物からサラダにかけたりなど様々な用途で使えるオリーブオイルですが、どのくらい日持ちするのか知っていますか？
今回は、オリーブオイルの賞味期限の目安を【未開封・開封後】に分けて紹介します。
腐ったオリーブオイルの特徴や期限が切れたオリーブオイルの活用術、日持ちさせる保存ポイントなどもまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
オリーブオイルの賞味期限は？
オリーブオイルの賞味期限は未開封と開封後で異なります。
まずは【未開封】と【開封後】のオリーブオイルの賞味期限を紹介します。
【未開封】オリーブオイルの賞味期限の目安
未開封のオリーブオイルは製品の種類や容器によって様々ですが、約1年半~2年ほど日持ちすることが多いです。
容器の裏側に賞味期限が表記されていますのでご確認ください。
オリーブオイルは熱や光に弱いため、未開封の状態であっても酸化が進んでしまいます。
未開封のオリーブオイルが傷まないためにも、直射日光を避けて冷暗所で保管しておきましょう。
【開封後】オリーブオイルの賞味期限の目安
開封後のオリーブオイルの賞味期限は約3ヶ月です。
オリーブオイルは一度開封すると酸化が進んでしまうためなるべく早めに使い切ることをおすすめします。
オリーブオイルが腐るとどうなるの？
長期保存や保存環境によってはオリーブオイルの酸化が進み腐ってしまうこともあります。
腐ったオリーブオイルの特徴は以下の通りです。
- 古い油の臭い
- 臭いがツンとしている
- 粘りがある
- 泡が消えない
- 油の色が濃くなっている
オリーブオイルは酸化が進むと臭いに変化が現れます。
オリーブオイルの種類によって匂いは異なるので、開封をしたら一度匂いを確かめておくとよいでしょう。
本来と明らかに違う臭いだと感じたら劣化が進んでいる可能性が高いので処分してください。
また、オリーブオイルの色は実の絞り方や熟成方法によって変わっていくため、黄色や緑色など様々です。
腐る前にオリーブオイルの色を確かめておいて、明らかに変色している場合は食べずに処分しましょう。
上記のような特徴のあるオリーブオイルを摂取してしまうと、腹痛を起こしたり、肝臓に負担がかかってしまう恐れがあるので注意が必要です。
酸化が進んだ油には有害物質である過酸化脂質が含まれているため、肝機能障害を起こしてしまうリスクもあります。
保存していたオリーブオイルを使う際は、必ず腐っていないか確かめておきましょう。
期限切れオリーブオイルの活用術
賞味期限が切れて調理に使えなくなったオリーブオイルは、キャンドルのオイルとして活用ができます。
オリーブオイルでのキャンドルの作り方を紹介します。
- グラスに1/3ほどの水をいれる
- オリーブオイルを約1cmいれる
- 割り箸を切って綿糸をくくる
- 割り箸をオイルに浮かべて綿糸に火を付ける
オリーブオイルを捨てるのは勿体ないという方はぜひ、キャンドルにしてみてください。
腐ったオリーブオイルを処分したい場合は市販の凝固剤を利用すると簡単に処分ができます。
オリーブオイルの日持ちする保存方法
ここからはオリーブオイルの日持ちする保存ポイントを紹介します。
オリーブオイルをなるべく長く使うためにも、以下の方法を守って保存しておきましょう。
直射日光を避ける
オリーブオイルは熱に弱く、30℃以上の場所に長時間置いておくと酸化が進み劣化してしまいます。
反対に、冷蔵庫などの低温で保存すると香りが飛んでしまうので冷蔵保存もおすすめできません。
そのため、冷蔵保存やガス付近や日の当たる場所には置かず、必ず直射日光を避けて冷暗所で保管しておきましょう。
注ぎ口は拭き取って清潔に
オリーブオイルを日持ちさせるためには、注ぎ口を拭き取って清潔に保つことが大切です。
注ぎ口を拭かずにそのままにしておくと菌が繁殖してしまいます。
