生姜には、生や酢漬け・粉末・チューブなど様々な種類がありますがどのくらい日持ちするのでしょうか?
今回は生姜の賞味期限の目安を種類【生/酢漬け/しそ漬け/味噌漬け/はちみつ漬け/チューブ/粉末/発酵生姜/乾燥生姜】にわけて紹介します。
さらに賞味期限切れの生姜はいつまで食べることができるのか?・腐るとどうなるのか・日持ちする保存方法を紹介します。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
生姜の賞味期限は?日持ちする?
生姜焼きや料理のトッピングなど様々な方法で使われる生姜は、生やチューブタイプなど種類も豊富ですが、それぞれの賞味期限には差があるのでしょうか?
ここでは、生姜の賞味期限の目安をそれぞれまとめましたので参考にしてみてください。
- 生:10~14日
- 乾燥生姜:180~365日
- 発酵生姜:180日
- 葉生姜:2日
- しそ漬け:30日
- 酢漬け:7~21日
- 味噌漬け:180日
- はちみつ漬け:90日
- チューブ:30~365日
- パウダー:180~365日
葉生姜などの水分量の多い生姜や、傷のついたものは比較的日持ちしません。
味噌漬けや発酵生姜は、発酵による防腐効果が期待されるため、正しい方法で保存をしていれば長期保存ができます。
また、乾燥生姜やパウダータイプは生姜の水分を抜いて乾燥させているので、冷暗所で正しく保管をしていれば半年以上長持ちします。
チューブタイプや漬けてある生姜は、一度開封すると劣化が進むので必ず冷蔵保存しておきましょう。
生姜は賞味期限が過ぎても食べられる?
生姜は賞味期限が多少過ぎても、腐っていなければ食べることはできます。
ただし、生姜の種類や保存環境によっては、賞味期限以内でも腐ってしまう可能性があるので、長く保存をした場合は食べる前に腐っていないか確かめる必要があります。
生姜が腐るとどうなるの?
保存していた生姜の賞味期限が過ぎて腐るとどのような変化が現れるのでしょうか?
腐った生姜の特徴は以下のとおりです。
- 酸っぱい臭い・アンモニア臭
- 表面にヌメリがある
- 切った断面がネバネバしている
- 切った断面が茶色に変色している
- 白いカビが生えている
- 柔らかくなりすぎている
- 酸味が強い
- 明らかに変な味がする
生姜が腐ると酸っぱい臭いやアンモニア臭がします。
表面や切った断面に粘りがある場合も注意して下さい。
また、白いカビが生えていたり、茶色く変色している生姜は腐っている証拠なので食べないようにしましょう。
見た目や臭いの変化がなくても、食べてみて酸味が強かったり違和感があったら直ちに処分することをおすすめします。
生姜の日持ちする保存方法は?
生姜は、そのままやカットをしたりすりおろしたりなど様々な状態で保存が可能ですが、どのように保存をしたら日持ちするのでしょうか?
ここからは生姜の日持ちする保存方法を【カット/そのまま/すりおろし】にわけて紹介していきます。
カットをした生姜の保存方法
カットをした生姜は以下の方法で冷蔵保存をしましょう。
- 生姜をカットする
- 汚れが気になる場合は洗う
- タッパーなどの蓋付き保存容器に水を入れ、生姜を入れる
- 保存容器の蓋をしっかりと閉めて冷蔵保存する
カットした生姜を上記の方法で冷蔵保存すれば1ヶ月ほど日持ちします。
カットをした生姜は、ラップで包んで保存するよりも水につけることで長持ちします。
水に漬けて保存する場合は頻繁に水を取り替えましょう。
生姜をそのまま保存する方法
購入した生姜をそのまま保存する場合は、冬場などの涼しい時期であれば常温保存が可能です。
- 生姜に汚れがある場合はよく洗う
- 生姜を良く乾かす
- 一個ずつ新聞紙で包む
- 冷暗所で保管する
買ったばかりの生姜を常温保存する場合は上記の手順で保存しましょう。
夏場などの暑い時期は傷みやすくなるので、常温保存ではなく冷蔵保存がおすすめです。
すりおろした生姜の保存方法
すりおろした生姜は以下の手順で冷凍保存をすると2週間~1ヶ月日持ちします。
- 生姜をすりおろしたら水分をよく切る
- 密閉できる保存袋にいれて密封する
- 冷凍庫に入れて保存する
すりおろした生姜は冷凍保存することで長期保存できる上に、解凍せずに料理に使うことができるのでとても便利です。
すりおろした生姜は、水切りが不十分だと生姜の食感が悪くなってしまうため、しっかり水分を切って密封した状態で冷凍保存しましょう。