外がサクサク、中がしっとりのスコーンはどのように保存すれば美味しさを保ったまま日持ちさせることができるのでしょうか？
今回は、スコーンの正しい保存方法・賞味期限の目安を【常温/冷蔵/冷凍】別に紹介します。
スコーンを焼く前の生地の状態で保存する方法や、冷凍したスコーンの解凍方法、腐るとどうなるのかもまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
スコーンのおすすめ保存法は？
焼いた後のスコーンは常温・冷蔵・冷凍の保存が可能ですが、直ぐに食べきれない場合は冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存することで乾燥による風味の劣化を抑えて保存することができます。
また、手作りスコーンを焼く前の生地の状態でも冷凍保存することができます。
生地のまま保存しておけば、食べたいときに焼いて出来立てのスコーンを味わえます。
【常温】スコーンの保存方法・賞味期限
市販で購入したスコーンは袋に入れたまま常温保存しがちですが、常温保存する際も空気が触れないように口をしっかり閉める必要があります。
スコーンの常温保存方法は以下のとおりです。
- スコーンが完全に冷めているか確認する
- 密閉できる容器、または袋にいれる
- あれば食品用乾燥剤を一緒にいれる
- 直射日光を避けて冷暗所で保存する
上記の方法で常温保存をすると約2~3日日持ちします。
スコーンは乾燥に弱いため、しっかりと密閉させて保存しましょう。
スコーンに熱が残った状態で密閉してしまうとカビの原因となってしまうので注意しましょう。
【冷蔵】スコーンの保存方法・賞味期限
スコーンの冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
- スコーンを1個ずつラップでしっかり包む
- ジップ付き保存袋に入れて密閉する
- 野菜室に入れて保存する
上記の方法で冷蔵保存をすると賞味期限が1週間~10日になります。
温度変化の少ない野菜室に入れておくことで劣化を最小限に抑えます。
食べる際は一度温め直してから食べると美味しいですよ。
【冷凍】スコーンの保存方法・賞味期限
スコーンをより長く保存しておきたい場合は冷凍保存がおすすめです。
スコーンの冷凍保存方法は以下のとおりです。
- スコーンを一個ずつラップでしっかり包む
- ジップ付き保存袋に入れて密閉する
- 金属トレーの上に保存袋を乗せて急速冷凍する
上記の方法で冷凍保存した場合は約1ヶ月日持ちします。
スコーンを冷凍保存する際は、冷蔵保存と同様乾燥しないようにしっかりとラップで包んでから保存袋で密閉しましょう。
【生地のまま】スコーンの保存方法・賞味期限
手作りスコーンを焼く前の生地の状態で保存したい場合は冷凍保存がおすすめです。
スコーン生地の冷凍保存方法は以下のとおりです。
- 好きな形に形成しておく
- 1個ずつラップでしっかり包む
- ジッペ付き保存袋に入れて空気が触れないように密閉する
- 金属トレーの上に乗せて急速冷凍をする
スコーンを生地の状態で冷凍保存する際もしっかりと空気を抜いて保存することが大切です。
生地の状態で冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月で、焼いた後の賞味期限と同じ期間保存ができます。
冷凍保存した際の霜は生地が水っぽくなる原因になるのでしっかり拭き取ってから焼くことをおすすめします。
冷凍スコーンの解凍方法
冷凍したスコーンは次の解凍方法がおすすめです。
- 自然解凍
- トースターで解凍
- 電子レンジで解凍
- スコーン生地は解凍せずに焼く
そのまま食べることも可能ですが、温め直すことでさらに出来立てのような食感を味わえます。
それぞれの解凍方法をチェックしていきましょう。
自然解凍
スコーンを自然解凍する際は、ラップを外さずにそのまま常温で約3~4時間解凍しましょう。
常温解凍後はそのまま食べることもできますが、温め直しても美味しいです。
食べる日の前日に出しておくと翌日すぐに食べることができるのでおすすめです。
トースターで加熱解凍
冷凍スコーンをトースターで解凍する場合は、あらかじめトースターを温めておきましょう。
ラップを外してアルミホイルで包み5~10分程度温めて下さい。
電子レンジで解凍
忙しい時やすぐに食べたいときは電子レンジでの解凍がおすすめです。
スコーンをラップに包んだ状態で約20~30秒温めましょう。
温めすぎてしまうと生地が柔らかくなりすぎてしまうので注意です。
冷凍スコーン生地は解凍せずに焼こう
スコーンを生地の状態で保存している場合は、解凍せずにそのまま焼きましょう。
解凍をしてしまうと生地が水っぽくなるので注意です。
冷凍スコーンの生地は、常温生地に比べて温度が上がりきらずに生焼けになりやすいので、焼く際は温度を高く設定し、長めに焼いてくださいね。
スコーンが腐るとどうなるの？
ここからは、腐って食べられなくなったスコーンの特徴を紹介します。
- カビが生えている
- 生地がねばねばしている
- 酸っぱい臭いがする
- 持つとボロボロする
スコーンにははっきりとした賞味期限がないので、腐っていないかをしっかり見分けてから食べる必要があります。
上記のような異変が1つでも当てはまる場合は食べずにすぐ処分しましょう。
