魚の中でも比較的安く販売されている「鰆(さわら)」ですが、正しい保存方法は知っていますか?
今回は、さわらの正しい保存方法と賞味期限の目安を【冷蔵・冷凍(そのまま/下味)】にわけて紹介します。
冷凍した鰆の解凍方法もまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
【冷蔵】さわらの保存方法・賞味期限
さわらをすぐに食べきる予定であれば冷蔵保存が可能です。
まずは、鰆の冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
冷蔵保存方法
さわらの冷蔵保存方法は以下のとおりです。
- さわらの表面の水気をキッチンペーパーで拭き取る
- ラップでしっかりと空気が触れないように包む
- 保存袋にいれてチルド室で保存する
水分がついていると臭みの原因となってしまうので、魚についた水気はしっかりと拭き取りましょう。
冷蔵保存する際は、温度の低いチルド室がおすすめです。
賞味期限の目安
さわらを冷蔵保存した場合の賞味期限は状態によって異なります。
- 内蔵付き・刺し身:当日中
- 切り身:約3日
- つけおき:約5日
内蔵付きや刺し身を冷蔵保存する場合は1日しか日持ちしないので注意して下さい。
つけおきの状態なら約5日間持ちますが、美味しく食べるためにも状態にかかわらず早めに食べきることをおすすめします。
【冷凍】さわらの冷凍保存方法・賞味期限
さわらをより日持ちさせたい場合は冷凍保存をしましょう。
ここからは、さわらの冷凍保存方法【そのまま・下味】と賞味期限の目安を紹介します。
【そのまま】冷凍保存方法
さわらをそのまま冷凍保存する方法は以下のとおりです。
- さわらの表面の水気をキッチンペーパーで拭き取る
- ラップでしっかり包む
- 保存袋に入れて密閉する
- 金属トレーの上に保存袋を乗せて急速冷凍する
さわらをより日持ちさせるためには、水気をしっかりと取り、空気が触れないようにしっかりと密閉させることが大切です。
また、金属トレーに乗せて急速冷凍をすることで、鮮度を保ちながら美味しく保存することができます。
【下味】冷凍保存方法
さわらに下味をつけて冷凍保存をすることで次のようなメリットがあります。
- 日持ちする
- 臭みを抑える
- 味が染み付く
下味をつけるのに手間はかかりますが、美味しく保存できるのでぜひお試しください。
- さわらの水分をしっかり拭き取る
- お好みの調味料をポリ袋に入れて混ぜ合わせる
- 調味料の中にさわらも入れる
- 空気を抜いて口を縛る
- 冷蔵庫で2日間漬ける
- 2日間浸けたらそのまま冷凍庫に入れて保存する
賞味期限の目安
さわらを冷凍保存した場合の賞味期限の目安は以下のとおりです。
- 切り身:約2~3週間
- 下味:約3週間
冷凍保存をすることで冷蔵保存よりも日持ちさせることはできますが、保存期間が長いほど劣化も進むので早めに食べきりましょう。
冷凍したさわらの解凍方法
冷凍したさわらは氷水で解凍をしましょう。
氷水解凍の手順はこちらです。
- ボウルに氷水を入れる
- 保存袋ごとさわらを氷水につける
- 様子を見て解凍できたら完了
さわらの解凍時間が切り身の大きさによって異なりますが、調理に使う1時間ほど前には氷水につけておくとよいでしょう。
長時間浸けすぎてしまうと傷む原因になってしまうので注意してくださいね。
さわらが腐るとどうなるの?
ここでは、腐ったさわらの特徴を紹介します。
- ぬめりがある
- ブヨブヨしている
- 強い生臭さを感じる
さわらが腐るとぬめりが出て強烈な生臭さがでてきます。
臭い以外にも、お腹の柔らかさで見分けることができます。
さわらのお腹の部分がぶよぶよになっている場合は腐っている証拠なので食べずに処分して下さい。