数の子はいつまで日持ちするのか知っていますか?
この記事では、数の子の賞味期限の目安を【塩抜き前/塩抜き後】別に紹介します。
賞味期限が過ぎた数の子はいつまで食べられるのか・腐った数の子の特徴・日持ちする保存方法をまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
数の子の賞味期限の目安って?
縁起物としておせち料理に使われることの多い数の子は、普段のご飯のお供としても人気な食材です。
数の子はどのくらい日持ちするのかといいますと、塩抜き前と塩抜き後によって賞味期限は大きく変わります。
ここでは数の子の賞味期限の目安を【塩抜き前/塩抜き後】別に紹介します。
【塩抜き前】数の子の賞味期限
塩抜き前の数の子の賞味期限は冷蔵保存で約3ヶ月です。
数の子には、長期保存ができるように塩でしっかり漬けた「塩漬け数の子」があります。
塩漬けされた数の子を塩抜きせずに冷蔵保存した場合は基本的に約3ヶ月、長くて半日ほど日持ちする数の子もあります。
数の子をできるだけ長く保存したい場合は、塩抜きをせずに冷蔵保存しておきましょう。
【塩抜き後】数の子の賞味期限
塩抜き後の数の子の賞味期限は冷蔵保存で約1週間です。
塩抜き後の数の子は冷凍保存をすると約1ヶ月日持ちします。
塩抜き後の数の子は、塩抜き前と比べて日持ち期間が短くなりますが、塩抜きをすることで冷凍保存が可能になります。
塩抜きをした数の子をすぐに食べきる場合は冷蔵保存、より日持ちさせたい場合は冷凍保存がおすすめです。
数の子は賞味期限が過ぎても食べられるの?
数の子は塩抜き前と後で賞味期限が異なりますが、数の子の賞味期限を切らせてしまっても腐っていなければ食べることはできます。
賞味期限は、「安全に食べることのできる期間」を指すため、多少賞味期限がすぎても食べられることがほとんどです。
賞味期限が過ぎてしまった数の子を食べる際は腐っていないか確認して問題がなければ食べるようにしましょう。
数の子が腐るとどうなるの?
ここからは、腐った数の子の特徴を紹介します。
- 生臭さがある
- 酸っぱい臭いがする
- ぬめりがある
- 粒がふやけている
- 酸味が強い
数の子は本来臭いがしないので、生臭さを感じるようになると腐っている可能性が高いので注意しましょう。
上記のように変化がでた数の子は食べると食中毒を引き起こす恐れがあるので、いつもと違うなと感じたら食べずに処分しましょう。
数の子の日持ちする保存方法
数の子は、冷蔵保存と冷凍保存が可能であり、数の子の状態によっておすすめの保存方法が異なります。
数の子の保存方法を【塩抜き前・塩抜き後(味付け)】に分けて紹介します。
【塩抜き前】数の子の保存方法
塩漬けの数の子であれば冷蔵保存で約3ヶ月と十分に日持ちします。
未開封の塩漬け数の子であればそのまま冷蔵庫に入れて問題ありません。
開封後の場合は密閉できる容器に入れて保存しましょう。
また、保存した塩抜き前の数の子を食べる際は「塩抜きをしてから食べる」ことをおすすめします。
【塩漬け数の子の塩抜き方法】
- 0.5%の食塩水を用意する
- 食塩水に数の子を入れて3~4時間ほど漬ける
- これを3回ほど繰り返して完了
塩抜きをした数の子は1週間ほどしか日持ちしないので、塩抜き後はなるべく早めに食べきるようにしましょう。
【塩抜き後】数の子の保存方法
塩抜き後や味付けをした数の子は冷蔵・冷凍どちらも保存が可能。
塩抜き後の数の子を冷凍保存すると冷蔵保存に比べて1ヶ月も長持ちするのでおすすめです。
【塩抜き後・味付け数の子の冷凍保存方法】
- 冷凍用の密閉容器に数の子(味付けの場合は浸け汁も一緒に)を入れる
- 蓋をしてしっかりと密閉し、冷凍保存する
味付け数の子を冷凍保存した場合、2~3ヶ月を目安に食べきりましょう。
また、冷凍した数の子は冷蔵庫に移して自然解凍がおすすめです。
食べる前日に冷蔵庫に移してじっくりと解凍させましょう。
解凍後、食べる直前になったら汁気をよく切って好きな大きさにカットして当日中に食べるようにしましょう。