豆腐の賞味期限の目安は知っていますか?
豆腐が酸っぱくなるのはなぜなのでしょうか?
今回は、豆腐の賞味期限の目安・酸っぱくなる理由・腐るとどうなるのか・日持ちしやすい保存方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
豆腐の賞味期限の目安は?
豆腐の賞味期限の目安は、手作りのものか市販の商品かで異なります。
- 手作り(豆腐屋含め):約2日
- 市販:約2週間
スーパーなどで販売されている市販の豆腐は、未開封の状態であれば約2週間と比較的長く日持ちします。
近年では「充填豆腐」という水が入っていないタイプの豆腐も販売されており、充填豆腐の場合は製造後から195日ほどもちます。
賞味期限が過ぎても食べられるかどうかは豆腐の状態にもよりますが、未開封の場合であれば2日を目安にしておきましょう。開封をした豆腐は2~3日を目安に食べきることをお勧めします。
豆腐が酸っぱくなる理由は?食べられない?
豆腐が酸っぱくなるのは次の理由が考えられます。
- 乳酸菌が発酵している
- 腐敗の原因となる菌が繁殖している
手作り豆腐の場合は、作ってから数日で乳酸菌が発酵し、酸っぱくなることがあります。
賞味期限が過ぎた豆腐が酸っぱいと感じるときは、腐敗の原因であるウェルシュ菌やセレウス菌が繁殖している恐れがあります。
原因はその2つが考えられますが、酸っぱさが変わるわけではないので見分けることは難しいでしょう。
そのため、豆腐が酸っぱくなっていた場合はたとえ賞味期限内であっても食べずに処分することをおすすめします。
豆腐が腐るとどうなるの?
腐った豆腐の特徴は以下のとおりです。
- ねばりがあり糸を引いている
- 腐敗臭・酸味のある臭いがする
- パックが膨らんでいる
- 黄色・ピンクに変色している
- 簡単に崩れてしまう
- 苦みがある
- 食べるとピリピリする
豆腐が腐ると見た目がわかりやすく変化していきます。
賞味期限が過ぎた豆腐は食べる前に腐敗臭やねばり、変色がないか必ず確かめるようにしてください。
未開封の場合はパックが膨らんでいると腐っている可能性が高いので、そのまま破棄しましょう。
腐って酸っぱくなってしまった豆腐を食べてしまうと次のような症状を引き起こす可能性があります。
- 腹痛
- 発熱
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
必ずこのような食中毒症状が起こるというわけではありませんが、小さなお子様や高齢者の方など、免疫力が下がっている方は上記のような症状がでる可能性もあります。
もし、食中毒のような症状がみられる場合は、なるべく早く病院へ受診することをお勧めします。
【冷蔵】豆腐の日持ちしやすい保存方法
ここからは、豆腐の日持ちする保存方法【水に浸して保存】【水を入れずに保存】を紹介します。
豆腐を水に浸して冷蔵保存する方法
まずは、豆腐を水に浸して冷蔵保存する方法を紹介します。
- パックから豆腐を取り出す
- 豆腐を水洗いする
- 蓋付きの密閉容器に豆腐をいれる
- 豆腐がかぶるくらいまで水をいれる
- 蓋をして冷蔵庫で保存する
- 1日1回は水を取り替える
水に浸して冷蔵保存すると2~3日日持ちします。
ただし、豆腐から出た水分は菌が繁殖しやすいので1日1回を目安に取り替えるようにしましょう。
豆腐を水に浸さずに冷蔵保存する方法
続いては、豆腐を水に浸さずに冷蔵保存する方法です。
- パックから豆腐を取り出す
- ザルやお皿に入れて水切りをする
- ラップをかける
- 冷蔵庫に入れて保存する
- 豆腐から水分が出たらこまめに捨てる
豆腐は水を浸さずに冷蔵保存も可能です。
水に浸して冷蔵保存するより少しはやく傷んでしまいますが、水に浸さずに保存することで旨味成分が流れずに美味しいまま保存することができます。
ただし、豆腐から出た水分をそのままにしておくと菌が繁殖しやすくなるのでこまめに捨てましょう。