サラダなどの料理に欠かせないレタスは、あまり日持ちしないイメージがありませんか?
どのように保存をすれば、鮮度を保ったまま日持ちさせることができるのでしょうか。
今回は、レタスの保存方法【冷蔵・冷凍】や賞味期限の目安、日持ちさせるコツなどを解説していきます。
腐ったレタスの特徴も紹介するので、レタスを購入する際はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
レタスを日持ちさせる保存法はある?
まずはじめに、レタスをより日持ちさせるためのコツを紹介します。
- 常温NG
- 芯を抜いておく
- まるごと保存
- 乾燥や水気を防ぐ
これらのポイントを抑えることでレタスの賞味期限を伸ばすことができるのでチェックしておきましょう。
常温NG
レタスに最適な保存温度は0~5℃・湿度95%以上と言われているため、常温保存には不向きです。
冬場などの寒い時期は1日ほどであれば常温でも可能ですが、基本的に冷蔵庫の野菜室に入れておきましょう。
芯を抜いておく
レタスは収穫後も芯の部分が成長を続けます。
そのため、レタスを長く保存したいときは芯を抜いておくと良いでしょう。
芯を抜く際に包丁を使ってしまうと、金属でレタスが酸化してしまう恐れがあるため、包丁ではなく親指で押し込んで捻りとるようにしましょう。
また、芯を抜いた部分に湿らせたキッチンペーパーを詰めておくと日持ちしやすくなります。
まるごと保存
レタスは、カットをすると切り口から酸化が進み変色してしまいます。
レタスを変色させずに鮮度を保つためには、カットをせずにまるごと保存して、使うときは切らずに手でちぎるのがおすすめです。
乾燥や水気を防ぐ
レタスの鮮度を保つためには、乾燥や水気を防ぐことがとても重要です。
湿らせたキッチンペーパーをレタスに包んでから、ビニール袋に入れて保存しましょう。
【冷蔵】レタスの保存方法・賞味期限
レタスの鮮度を保ちながら保存するなら、まるごと保存がおすすめです。
レタスを1玉をまるごと冷蔵保存する方法には、【爪楊枝を使う・小麦粉を使う】の2種類があります。
それぞれの保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
爪楊枝を使う場合
爪楊枝を差し込むことでレタスの成長を止めて鮮度を保つことが出来ます。
【爪楊枝を使った冷蔵保存方法】
- レタスの芯に爪楊枝3本ほど深く差し込む
- レタスを新聞紙やキッチンペーパーで包みビニール袋に入れる
- 冷蔵庫の野菜室で保存する
レタスを冷蔵庫で日持ちさせるためには、新聞紙などで包んでからビニール袋に入れて野菜室で保存することが大切です。
小麦粉を使う場合
続いては小麦粉を使った冷蔵保存方法です。
- レタスの芯を少し切り落とす
- 切り口に小麦粉をつける
- 新聞紙やキッチンペーパーで包みビニール袋に入れる
- 冷蔵庫の野菜室で保存する
レタスの芯の切り口に小麦粉をつけて保存をすることで、レタスの水分が抜けるのを防ぎます。
賞味期限の目安
レタスをまるごと冷蔵保存した場合の賞味期限は約1~3週間です。
カットをせずにまるごと保存をすることで、切り口から酸化することなく変色もなく鮮度を保つことができるのでおすすめです。
【冷凍】レタスの保存方法・賞味期限
レタスを冷凍保存する場合はカットをしてから保存しましょう。
レタスの冷凍保存方法は以下のとおりです。
- レタスをよく水洗いする
- キッチンペーパーで水気を十分に拭き取る
- 食べやすい大きさにちぎる
- 保存袋に入れて空気を抜いて密閉させる
- 冷凍庫に入れて保存する
レタスは水分が多く、冷凍保存するとレタス同士がくっつきやすくなります。レタスがくっつくと割れやすくなり、まとめて保存をすると粉々になってしまうおそれがあるため、少量ずつ小分けにして保存しておくことをおすすめします。
賞味期限の目安
レタスを冷凍保存した場合の賞味期限は約2週間~1ヶ月です。
レタスを冷凍保存すれば冷蔵よりも長く日持ちさせることが出来ます。カットしたレタスを保存する場合はとくに冷凍保存がおすすめです。
レタスが腐るとどうなるの?
腐ったレタスの特徴を紹介します。
- カビが生えている
- 異臭がする
- 変色した部分がドロドロとしている
- 葉にぬめりがある
レタスは傷み始めると、葉が乾燥してハリがなくなります。切り口が赤く変色していきますが、腐っているわけではなくポリフェノールが空気に触れると起こる「褐変」という現象なので問題なく食べることが出来ます。
しかし、上記のようにカビが生えていたりドロドロになってしまったら完全に腐っていますので食べずに処分してください。