油揚げは冷凍保存できることを知っていますか?
冷凍する際は油抜きをしたほうがよいのでしょうか。
今回は、油揚げの正しい冷凍保存方法について紹介します。
冷凍油揚げの賞味期限の目安・解凍方法・腐るとどうなるのかをまとめましたので是非参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
油揚げは冷凍保存で日持ちする?
油揚げは冷凍するイメージがあまりありませんが、冷凍保存をすることで長期保存が可能になります。
油揚げは豆腐を油で揚げて加熱調理がされていますが、油揚げに含まれている油分が酸化しやすいので常温保存はNG、冷蔵保存でも3日ほどしか日持ちしません。
長く日持ちさせたいときは、油揚げを正しい手順で冷凍保存することで賞味期限を伸ばすことができるので試してみてくださいね。
油揚げを冷凍するときは油抜きが必要?下処理方法は?
冷凍前の油抜きは長期保存に向いているといわれていますが、近年販売されている油揚げは油抜きをしなくても問題なく長期保存ができます。
最近の油揚げは油の質や製造技術も向上しているからです。
ただし、油のにおいが気になる場合は油抜きをしてから冷凍保存しておくことをお勧めします。
下処理方法(油抜き)は以下のとおりです。
- お湯を沸騰させる
- 油揚げに熱湯をかける。または、熱湯の入った容器に油揚げをさっと浸す
- ざるの上で油揚げに含んだ水分を搾る
- キッチンペーパーで表面の水分を拭き取る
油揚げの下処理をしておくと、後日調理する際に油のにおいが気にならなくなります。
【冷凍】油揚げの冷凍保存方法・賞味期限
ここからは、油揚げの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
油揚げの冷凍保存方法
油揚げの冷凍保存する際は以下の方法を選んで行いましょう。
- まとめて保存袋に入れて保存
- 1枚ずつラップで包み保存袋に入れて保存
- 油揚げがくっつかないように平らにして保存袋に入れる
冷凍保存する際は、できるだけ空気を抜いて密閉させることが大切です。
油揚げを一度で使い切れない場合は、まとめて保存するのではなく、小分けにして冷凍しておくことをお勧めします。
また、油揚げの用途が決まっている場合はカットをして冷凍保存しておくと便利ですよ。
- 必要であれば油抜きをしておく
- 油揚げを好きな大きさにカットする
- 保存袋に入れて、なるべく重ならないように平らにしていれる
- 冷凍保存する
油揚げを長期保存する場合は、念の為油抜きをしておくとよいかもしれません。
時間があるときは、半解凍したら一度袋の上から揉んでおくと、使うときに取り出しやすくなります。
冷凍油揚げの解凍方法は?
冷凍保存した油揚げを解凍する方法は「自然解凍」「熱湯をかけて解凍」「そのまま加熱調理」があります。
それぞれの解凍方法について紹介していきます。
自然解凍
冷凍油揚げは自然解凍がおすすめです。
油揚げを使う前日に冷凍庫から冷蔵庫に移して、じっくり解凍しましょう。
熱湯をかけて解凍
油抜きをせずに冷凍保存した場合は、熱湯をかけて解凍をすることで解凍と油抜きが同時にできます。
食感や風味も変わることもなく効率的に解凍ができるのでおすすめです。
そのまま加熱調理に使う
煮物やお味噌汁など加熱調理に使う場合は、解凍をせずにそのまま鍋に入れて調理することも出来ます。
ただし、冷凍された状態で鍋にいれると鍋の温度が一時的にさがってしまうので、火の通りにくい野菜(大根・人参)と一緒に調理するなど、油揚げをいれるタイミングはみておいたほうがよいでしょう。葉野菜は最後に入れると食感を保つことができます。
油揚げが腐るとどうなるの?
油揚げが腐るとどのような特徴が現れるのでしょうか?
ここでは、腐った油揚げの特徴を紹介します。
- 表面に黒いカビが生えている
- 酸っぱい臭いがする
- 触るとぬめりがある
- 袋が膨らんでいる(未開封の場合)
油揚げは、名前の通り豆腐を油であげたものであり、油揚げの油が酸化をすると臭いがきつくなっていきます。
未開封の状態であっても酸化を防ぐことは出来ないので注意しましょう。
臭いに問題がなくても油揚げの表面にカビが生えていたりぬめりがある場合もあるので、油揚げを調理する前に臭いや見た目に変化がないか必ず確認するようにしましょう。