ハチミツは非加熱だと危険？お湯に溶かしてはダメな理由とは？栄養価や効果についても

ハチミツ、の「非加熱」と「加熱」の違いについて気になったことはありませんか？

非加熱の方が効果が高そうだけど、安全性はどうなんでしょうか。

子どもにも生ハチミツを食べささせるのは大丈夫か心配という方もおられるかもしれません。

そこで今回は、

非加熱ハチミツと加熱ハチミツの違い

非加熱ハチミツの危険性や注意点

非加熱ハチミツの栄養価・効果

非加熱ハチミツは国産にすべきか

についてご紹介します。

目次 -お好きなところからお読み下さい-

1 非加熱ハチミツと加熱ハチミツの違いは？
2 非加熱ハチミツの危険性や注意点は？
3 非加熱ハチミツの栄養価・効果は？
4 非加熱ハチミツは国産にすべき？
5 まとめ

非加熱ハチミツと加熱ハチミツの違いは？

非加熱ハチミツと加熱ハチミツの違いはこちら↓↓↓

・加熱処理の有無

非加熱ハチミツと加熱ハチミツの最大の違いは、加熱処理をしているかどうかです。

非加熱ハチミツは、その名の通り、一切の加熱処理が施されていないハチミツを指します。

巣から蜜を取り除く際に遠心分離機を使用し、フィルターで不純物を取り除いた状態のものです。

このハチミツはドロドロとした粘度があり、細かいフィルターに通すのが難しく、製造には手間がかかります。

また、最低限の処理しか行わないため、養蜂環境や蜂の健康に配慮されているオーガニックハチミツも非加熱ハチミツとして広く販売されています。

一方で、加熱ハチミツは加熱処理を経たもので、スーパーなどでよく見かけるハチミツのほとんどがこれに当たります。

加熱によってサラサラの状態になり、細かいフィルターを通過しやすくなるため、多くの不純物を効率的に取り除くことができるのです。

非加熱ハチミツの危険性や注意点は？

非加熱ハチミツの危険性や注意点はこちら↓↓↓

①不純物の含有

②アレルギー反応の可能性

③結晶化の傾向

①加熱処理が行われない非加熱ハチミツは、ほぼ生の状態で販売されるため、不純物が混入しやすいです。
不純物は蜂の体に付着した巣の破片や花粉などを指していて、非加熱ハチミツにはこれらが不可避的に混ざり込むことがあります。
粘度が高いため細かいフィルターを通しにくく、巣の破片などがハチミツと共に流れ出ることも避けられません。

②非加熱ハチミツには花粉や植物の成分が含まれているため、アレルギーを持つ方はアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
特に、ハチミツを摂取した経験がない幼児や、花粉に敏感に反応する体質の人は、アレルギー反応が起こりやすいです。
安全のためには、医療機関でのアレルギー検査や医師の確認が重要です。

③非加熱ハチミツは、含まれる糖類によって結晶化する傾向があります。
主成分の糖類（グルコースやフルクトース）は15度前後の低温環境下で結晶化します。
非加熱ハチミツはグルコースが多いため、結晶化が起こりやすいのです。
結晶化によって味や品質には影響がありませんが、粘度が高まり、取り扱いが難しくなります。
湯煎して結晶を溶かす際には、温度に注意しつつ行うことが重要です。

非加熱ハチミツは、衛生管理がされているハチミツであれば安心して食べられます。

また健康にとてもよい効果があるとされています。

次に非加熱ハチミツの栄養価や効果についてみてみましょう。

非加熱ハチミツの栄養価・効果は？

非加熱ハチミツの栄養価・効果はこちら↓↓↓

①抗酸化作用が高い

②消化器官に優しい

③免疫力を高める

①抗酸化作用は紫外線、ストレス、大気汚染などから体を守り、老化や疾患のリスクを低下させる効果があります。
非加熱ハチミツには、ポリフェノールやフラボノイドなどの抗酸化成分が豊富に含まれており、これらが体内で発生する活性酸素を抑制する働きがあります。
細胞の老化や病気の発症を防ぎ、老化や疾患のリスクの低下が期待されます。

②非加熱ハチミツには、腸の中の善玉菌を増やしてくれる栄養成分が豊富に含まれています。
これらの成分は腸内の善玉菌の増殖を促進し、腸内環境の改善に寄与します。

③免疫力を向上させるためには、ビタミンCやビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素が必要です。
非加熱ハチミツにはこれらの栄養素が豊富に含まれており、栄養不足による免疫力の低下を防ぐことができます。
また、非加熱ハチミツに含まれる栄養成分は免疫系を活性化させ、異常細胞や異物を攻撃する効果があるため、感染症の予防にも寄与します。

非加熱ハチミツは加熱ハチミツよりも製造過程がシンプルなため栄養がより豊富です。

次に非加熱ハチミツを購入したい時どのように選べばよいか見てみましょう。