大根は冷凍できる？なぜまずい？正しい保存方法や解凍方法を紹介

大根は冷凍保存をするとまずくなると言われていますが、正しい方法で保存をすると美味しく冷凍することができるって知っていましたか？

今回は、冷凍した大根がまずくなる原因や正しい冷凍保存方法・解凍方法を【生の状態/大根おろし/下味】別に紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次 -お好きなところからお読み下さい-

冷凍した大根がまずくなる理由

冷凍した大根がまずくなる理由は、水分が抜けてしまうことにあります。

水分量の多い大根を冷凍すると水分が氷に変わります。そのため、解凍をすると氷が水分として流れてしまい食感も悪くなるのです。

冷凍した大根は繊維が壊れてぐにゃっとした食感に変わるので、シャキシャキ感を楽しむサラダに加えると更にまずいと感じるかもしれません。

しかし、煮物やおでんなどの加熱料理であれば冷凍大根特有の柔らかさを活かせます。

冷凍した大根を食べる際は、料理・調理方法によって美味しさが分かれるということも理解しておきましょう。

生の大根を美味しく冷凍保存する方法は以下の通りです。

大根の皮は冷凍保存に不向きですので厚めに切っておきましょう。

大根を美味しく冷凍するためにもラップでしっかりと包み、保存袋の中に平らにして入れて冷凍ムラが起きないように保存することがポイントです。

冷凍した生の大根は、解凍せずにそのまま鍋などに入れて加熱調理しましょう。

冷凍保存した生の大根は、そのまま鍋に入れてもすぐに柔らかくなります。

冷凍した大根に向いている料理は以下の通りです。

このように加熱をする料理が、冷凍大根の柔らかな食感に相性抜群です。

大根おろしを美味しく冷凍保存する方法は以下の通りです。

大根おろしを冷凍保存する際は、手で水気を切らないように注意してください。

手で水気を切ってしまうと大根の水分が必要以上に抜けてしまいます。水分が抜けすぎるとまずくなる原因となるので、ザルで水気を切る程度にしておきましょう。

また、大根おろしは空気が触れないように密閉して保存することも大切です。

大根おろしを保存袋に入れたら、上から箸を当てて線をつけておくと割りやすくなりますよ。

冷凍した大根おろしは自然解凍が基本です。

自然解凍した後はザルで水切りをすると、より美味しく食べることができます。

冷凍した大根おろしに向いている料理は以下の通りです。

大根おろしを冷凍保存しておけば、料理の度に少量の大根おろしを作らなくて済むのでおすすめです。

大根を美味しく冷凍保存する方法として、下味をつけてから保存する方法もあります。

大根に下味をつけて冷凍保存する方法は以下の通りです。

下味をつけて冷凍保存することで、生の大根に浸透して細胞壁が壊れにくくなり食感が残りやすくなります。

また、下味の味が大根に染み込むのもメリットです。

大根の下味は、作る料理に合わせて味付けをするのがおすすめです。

下味をつけて冷凍した大根は解凍せずに凍ったまま加熱調理に使いましょう。

下味をつけて冷凍した大根は以下の料理におすすめです。

下味をつけて冷凍保存しておくと、短い加熱時間でも味がしっかりつくので上記のような料理がおすすめです。

とくに、おでんなどの調理時間が長い料理に、下味をつけた大根を使うことで料理の時短になります。