梨はどのくらい日持ちするか知っていますか?
梨は水分を多く含んでいて瑞々しく、爽やかな甘みがとても美味しいですよね。
今回は、梨の賞味期限の目安を品種【幸水/豊水】や保存方法【常温/冷蔵/冷凍】にわけて紹介します。
さらに日持ちする保存方法や腐るとどうなるのかもまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
梨の賞味期限は品種によって違う?
さっぱりとした甘さが魅力の梨は、夏から秋にかけて様々な品種が販売されています。
梨の賞味期限は品種によって異なるので保存をする際は注意が必要です。
ここでは、日持ちしやすい品種と日持ちしない品種を紹介します。
【日持ちしやすい品種】
- 南水
- 新興
- にっこり梨
- 甘太
- 新高
- 王秋
- あさづき
【日持ちしない品種】
- 豊水
- 幸水
- かおり梨
- 洋梨
- 愛甘水
- 秀玉
- 秋麗
- 新甘泉
スーパーなどでよく販売されている豊水・香水は残念ながら日持ちしません。
一方で収穫期が11月頃の梨は、形が大きく日持ちしやすいのが特徴的です。
梨の賞味期限の目安は?
梨は保存方法によっても賞味期限が異なります。
ここでは梨の賞味期限の目安を【常温/冷蔵/冷凍】別に紹介します。
常温保存した場合の賞味期限
梨を常温保存した場合の賞味期限は3日~3週間です。
- 幸水・豊水:4~10日
- 他の品種:5~90日
- カット済みの梨:当日中
梨は常温保存ができますが、元々日持ちしにくい為あまりおすすめはできません。
日持ちさせたい場合は、常温ではなく冷蔵または冷凍保存をしておきましょう。
冷蔵保存した場合の賞味期限
梨を冷蔵保存した場合の賞味期限は約1週間~1ヶ月です。
- 幸水・豊水:7~14日
- 他の品種:21~60日
- カット済みの梨:3日
梨は冷蔵保存をすると1週間以上日持ちします。
品種によって賞味期限が異なるので、日持ちしやすい品種であっても1ヶ月以内には食べきることをおすすめします。
また、カット済みの梨はさらに傷みやすくなるのでご注意ください。
冷凍保存した場合の賞味期限
梨を冷凍保存すれば1ヶ月以上日持ちします。
梨が大量に余って食べきれない場合は、カットをしてから冷凍保存することをおすすめします。
【冷蔵】梨の正しい保存方法
梨の正しい冷蔵保存方法を紹介します。
【丸ごと保存する場合】
- 梨をキッチンペーパーで包む
- ラップでしっかりと包む
- さらに保存袋に入れて密閉させる
- 冷蔵庫に入れて保存する
【カットして保存する場合】
- 梨を切り、塩水に浸しておく
- 流水で洗う
- 梨を重ならないように並べてラップで包む
- さらに保存袋に入れて密閉する
- 冷蔵庫に入れて保存する
梨は水分が多いため、乾燥するとすぐに傷んでしまいます。
冷蔵保存する際は乾燥を防ぐために、キッチンペーパーで包んだり、保存袋で空気が入らないように密閉しておくことがとても大切です。
カットをした梨は、酸化すると切口が変色してしまいますが、塩水に浸すことで酸化による変色を防ぐことができます。
【冷凍】梨の正しい保存方法
続いては梨の冷凍保存方法を紹介します。
- 梨をカットする
- 重ならないように並べてラップで包む
- さらに保存袋に入れて空気を抜き密閉する
- 冷凍庫に入れて保存する
上記の手順で冷凍保存をすれば1ヶ月ほど日持ちします。
冷凍保存をした梨は、完全に解凍をしてしまうと食感が悪くなってしまいます。
半解凍の状態で食べると通常の梨と違ったシャーベットのような食感が楽しめますので、梨を解凍する際は半解凍がおすすめです!
梨が腐るとどうなるの?
腐った梨の特徴を紹介します。
- 白いカビが生える
- 触るとブヨブヨしている部分がある
- 腐敗臭がする
- 茶色く変色している
- 皮から汁が出ている
- 表面がシワシワしている
梨が腐り始めると徐々に柔らかくなります。皮から汁が出てブヨブヨになったり茶色く変色し白いカビが生えてきたら完全に腐っていますのですぐに破棄しましょう。