作り置きしておいた料理がどれくらい日持ちするのか気になりますよね。
今回は、作り置きで腐りにくい/腐りやすい食材・日持ちする保存方法/調理法・腐るとどうなるのか?を紹介します。
料理を作り置きする際はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
作り置きは日持ちするの?
自炊する手間を省くためにも作り置きをする人が多いですが、せっかく作り置きをした料理が腐ってしまったら悲しいですよね。
作り置きした料理は、具材の種類や調理法・保存方法によって腐りにくくすることができます。
ここからは、作り置きした料理はどのくらいで腐ってしまうのか、腐りにくい/腐りやすい食材、保存方法・調理法について解説していきたいと思います。
作り置きで腐りにくい・腐りやすい食材は?
作り置きをする際は腐りにくい食材を選ぶことがとても重要です。
作り置きするときは、食材選びを意識しておきましょう。
ここからは、作り置きで腐りにくい食材・腐りやすい食材を紹介します。
作り置きで腐りにくい食材
作り置きをして腐りにくい食材は以下のものがあげられます。
- じゃがいも
- さつまいも
- かぼちゃ
- 大根
- にんじん
- ごぼう
- ピーマン
作り置きをする場合は、上記のようなスーパーなどで常温保存されている野菜を選ぶと良いでしょう。常温で保存されている野菜は水分が少なく傷みにくいからです。
作り置きで腐りやすい食材
作り置きをして腐りやすい食材は以下のものがあげられます。
- もやし
- きゅうり
- レタス
- ほうれん草
- 小松菜
- 卵
- ナチュラルチーズ
生野菜は多くの水分が含まれているため雑菌が繁殖しやすく傷みやすいので作り置きには注意が必要です。
また、加熱殺菌されていないナチュラルチーズも傷みやすいので作り置きには不向きです。
作り置きする際の日持ちする保存方法
作り置きで一週間ほど日持ちさせる保存方法・ポイントを紹介します。
- 粗熱をとって完全に冷めてから保存する
- 空気に触れないように保存袋で密閉する
- 保存袋に入れたら薄く平らに伸ばす
- 日持ちさせるなら冷凍保存
- 作り置きをした日時を書いておく
作り置きした料理をすぐに食べきれない場合は、冷凍保存がおすすめです。ただし、水分量の多い具材が含まれている場合、冷凍保存をすると味が落ちてしまうので注意しましょう。
作り置きを冷凍保存する場合は、完全に冷めてから保存することが鉄則です。保存袋に薄く平らに入れておくと凍るスピードが早まるほか、ムラなく解凍ができます。
作り置きする際の日持ちする調理法
料理を作り置きする場合、どのような工夫をすれば日持ちしやすくなるのでしょうか。
ここからは、作り置きする際の日持ちする調理法を紹介します。
雑菌効果のある食材を加えておく
料理を作り置きする場合、雑菌効果のある食材を一緒に使うと日持ちしやすくなります。
- にんにく(アリシン)
- わさび(アリルからし油)
- カレー粉(クルクミン)
- 酢(酢酸)
- 梅干し(クエン酸)
- 生姜(ショウガオール)
しっかりと加熱をしておく
作り置きする場合は、しっかりと食材の火を通しておくことがとても大切です。
しっかりと水分を飛ばすことで雑菌の繁殖を防ぐことができます。
多めに塩分を加える
作り置きする際は、醤油や塩などの塩分を多めに加えましょう。食材に塩を加えると浸透作用によって水分が出てきます。食材に水分があると傷みやすくなるので、塩分を多めに使いましょう。
作り置きした料理が腐るとどうなるの?
せっかく作り置きしていた料理も、保存環境によって腐ってしまうことがあります。
作り置きした料理が腐ると以下のようになります。
- カビが生えている
- 糸を引いている
- 白い膜で覆われている
- 酸味臭・刺激臭がある
- 酸味が強い
作り置きした料理は、保存状態が悪かったり常温で放置してしまうと賞味期限内であっても傷んでしまうことがあります。
作り置きしておいた料理は、見た目や臭いに変化がないか確かめてから食べられるか判断しましょう。上記のような特徴が一つでも当てはまる場合はすぐに破棄しましょう。