とろろの賞味期限の目安は知っていますか?
賞味期限が過ぎてしまった場合、いつまで食べることができるのでしょうか。
今回は、とろろの賞味期限の目安を【手作り/市販】別に紹介します。
さらに賞味期限切れでも食べられるのか・腐るとどうなるのか・余ったとろろの日持ちする保存方法もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
とろろの賞味期限の目安は?
とろろはすりおろした瞬間から酸化が始まってしまいますが、一体どのくらい日持ちするのでしょうか?
まずは、とろろの賞味期限の目安を【手作り/市販】別に紹介します。
手作りの場合
基本的に常温保存の場合は当日中、冷蔵保存であれば2日程日持ちします。
手作りしたとろろの賞味期限は山芋の種類によって多少異なるので、あくまで上記の賞味期限を目安として食べきりましょう。
保存期間が長いほど酸化が進み乾燥によって水分が抜けてしまうので、できれば食べる分だけすりおろして食べきった方が安全です。
どうしても長く日持ちさせたい場合は、正しく冷凍保存をすることで1ヶ月賞味期限を延ばすことができますので試してみてくださいね。
市販の場合
続いては市販のとろろの賞味期限を紹介します。
- セブンイレブン山芋とろろ(冷凍):製造日より1年
- セブンイレブン国産大和芋味付きとろろ(冷蔵):約10日
- マルハチほんのり味付けとろろ(冷蔵):約9日
- イオン山いもの粉(常温):9ヶ月
- 十勝スロウフード生すりおろし長いも(冷凍):90日
- コープとろろ芋(冷凍):365日
- ヤマトフーズ冷凍とろろNK(冷凍):18ヶ月
市販のとろろは常温・冷蔵・冷凍と様々。粉状のとろろなども販売されていて、手作りのとろろと比べ長持ちするのが特徴です。
とろろは賞味期限が過ぎても食べられる?
すりおろしたとろろは保存をしていると傷んでしまうこともあります。賞味期限が過ぎたとろろはいつまで食べることができるのでしょうか?
一般的に食材の賞味期限は、ある程度余裕をもって設定されているため、多少賞味期限が過ぎても腐っていなければ食べられることが多いです。
ただし、正しい方法で保存していた場合に限ります。
賞味期限切れのとろろは保存環境によって腐って食べられないこともあるので、賞味期限が過ぎたら腐っていないか確かめておくことが大切です。
とろろが腐るとどうなるの?
とろろが腐ると見た目や臭いなどから変化が現れます。
- カビが生えている
- 変なニオイがする
- 茶色に変色している
- 酸味が強い
酸化が始まるとピンク色に変色する場合がありますが、腐っているわけではないので食べることは出来ます。しかし、とろろにカビが生えていたり、茶色く変色していたら食べられませんので注意してください。
とろろがピリッと感じる場合はシュウ酸カルシウムが原因なので腐っているわけではありませんが、強い酸味を感じた場合は菌が繁殖し腐っている可能性があるので破棄しましょう。
とろろが余ったらどうする?日持ちする保存方法
余ったとろろは傷みやすいので正しい方法で保存しておく必要があります。
ここでは、余ったとろろの日持ちする保存方法を【冷蔵/冷凍】別に紹介します。
とろろの冷蔵保存方法
余ってしまったとろろは、2~3日程度であれば冷蔵保存ができます。
とろろの冷蔵保存方法は以下の通りです。
- とろろにお酢を少し混ぜる
- タッパーや保存袋に入れて密閉する
- 冷蔵保存する
とろろはすりおろすと酸化が始まるので、お酢を少し加えて混ぜることでピリッとした食感や変色を防ぐことができます。
とろろの冷凍保存方法
余ったとろろを長く日持ちさせたい場合は冷凍保存をしましょう。
- とろろにお酢を少し混ぜる
- 保存袋に1食分ずつ小分けにして入れる
- 薄く平らにして空気を抜く
- 金属トレーにのせて急速冷凍させる
とろろを冷凍保存する際は、変色やピリッとした食感を防ぐためにお酢を少し混ぜ合わせ、保存袋にいれて薄く伸ばし空気が入らないように密閉させましょう。
冷凍したとろろは再冷凍を繰り返すと品質が落ちてしまうので、一度解凍をしたら一度で食べきりましょう。また、再冷凍を防ぐためにも食べきる量で小分けにして保存しておくことをお勧めします。