粉チーズの賞味期限は知っていますか?賞味期限が過ぎても食べることができるのでしょうか?
今回は、粉チーズの賞味期限の目安・期限切れでも食べられるのか?・腐った粉チーズの特徴・日持ちする保存方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
粉チーズの賞味期限の目安は?
粉チーズはチーズの中でも水分が少なく非常に日持ちしやすい食材ですが、やはり未開封と開封後によって賞味期限は異なるようです。
まずは粉チーズの賞味期限の目安を【未開封・開封後】にわけて紹介します。
未開封の場合
未開封の粉チーズの賞味期限はメーカーによって差がありますが4ヶ月~1年ほどです。
- 雪印 北海道100 粉チーズ芳醇:270日
- UCC お店のためのパルメザンチーズ:365日
- イオン トップバリュ100%パルメザンチーズ:181日
- セブン&アイ セブンプレミアムパルメザンチーズ:120日
乳製品である粉チーズですが、水分が少ないので賞味期限が比較的長いのが特徴です。
開封済みの場合
一度開封した粉チーズは1ヶ月を目安に食べきるようにしましょう。
開封済みの粉チーズは1ヶ月を過ぎると劣化が進んでしまうので、保存方法に関わらず1ヶ月以内に食べきることをおすすめします。
粉チーズは賞味期限が過ぎても食べられる?
未開封の粉チーズは、賞味期限が過ぎても1~2年程度であれば食べることができます。
賞味期限は実際に品質を保つ期間よりも短めに設定されているため、保存環境が良ければ賞味期限切れでも問題なく食べられるでしょう。
ただし、賞味期限が過ぎて4~5年経っている場合は、見た目に変化がなくても食べることは避けた方が良いです。
粉チーズが腐るとどうなるの?
発酵食品であるチーズを腐っているか見分けるにはどこを確認したら良いのでしょうか?
腐った粉チーズの特徴は以下の通りです。
- チーズの色が濃くなる
- カビが生えている
- チーズの臭いが強い
- 酸味や苦みがある
保存していた粉チーズを食べる際は、上記のように変化がないかしっかりと確かめておく必要があります。
チーズが腐ると、チーズ特有の臭いがさらに強くなります。
さらに茶・黒に変色している場合もあるので、食べる前に必ず見た目や臭いを確かめましょう。
腐った粉チーズを食べると以下のような症状が出る可能性があるので注意しましょう。
- 発熱
- 嘔吐
- 下痢
- 悪寒
腐った粉チーズはリステリア菌が繁殖してしまい、食べると食中毒を引き起こす恐れがあります。
特に妊娠中であったり免疫力が下がっているときは、リステリア菌に感染する可能性が高くなるので、食べることはおすすめできません。
粉チーズの日持ちする保存方法
ここからは、粉チーズの日持ちする保存方法を【常温・冷蔵・冷凍】にわけて紹介します。
粉チーズは常温保存が可能
粉チーズには常温保存がおすすめです。
チーズなので冷蔵保存をしてしまいそうですが、粉チーズには水分が少なく傷みにくいため常温でも問題なく保存ができるのです。
粉チーズを常温保存する際は、直射日光を避けて風通しの良い場所に置いておきましょう。
冷凍で長期保存もできる
チーズをしばらく使い切る予定のない場合は、チーズを小分けにして冷凍庫で保存することをおすすめします。
未開封の場合は、そのまま冷凍庫に入れて保存が可能です。開封後の場合は、ラップなどで小分けに包んでからジップ付き保存袋に入れて冷凍保存しましょう。
しかし、冷凍庫内のニオイが粉チーズに移ってしまう可能性があるので、できるだけ早めに食べきることをおすすめします。
冷蔵保存は不向き
粉チーズを冷蔵保存するとドアの開閉による温度変化で結露が生じてしまいます。結露はカビなどの原因となってしまうので基本的に粉チーズの冷蔵保存はおすすめしません。
しかし、夏場などの暑い時期に常温保存をすると劣化のスピードが早まってしまうので、暑い時期だけは冷蔵保存しておくことをおすすめします。