紅茶(茶葉)の賞味期限は知っていますか?
茶葉は日持ちするイメージなので、ついつい長期保存してしまいますよね。
今回は、紅茶の賞味期限の目安を【未開封・開封後】別に紹介します。
さらに、紅茶は賞味期限が過ぎても飲めるのか?・腐るとどうなるのか?・古くなって飲めない茶葉の活用術を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
紅茶の賞味期限は?
紅茶の茶葉はどれくらい日持ちするのでしょうか?
まずは、紅茶の賞味期限の目安を【未開封・開封後】別に紹介します。
未開封の場合
未開封の紅茶の賞味期限は以下の通りです。
- 缶で包装されている茶葉:約3年
- ティーバッグ:約2年
紅茶の賞味期限は包装やメーカーによって差がありますが、大体の賞味期限が2~4年に設定されています。
未開封の状態で保存している場合は、表記されている賞味期限を目安に飲みきりましょう。
開封後の場合
開封後の紅茶の賞味期限は約1ヶ月です。
美味しく飲める期間は2週間~1ヶ月です。
茶葉は生ものではないのですぐには腐りませんが、風味が落ちる前に飲みきることをおすすめします。
紅茶は賞味期限切れでも飲める?
紅茶は賞味期限が多少過ぎても、腐っていなければ飲むことができます。
賞味期限切れの紅茶を飲むときは、茶葉に以下の特徴がないかチェックしてから使いましょう。
- カビが生えていないか
- 変色していないか
- 紅茶の香りがするか
茶葉は水分量が低く、湿気の多い場所に置いておくと水分を吸ってカビが生えてしまいます。
ティーバッグタイプは缶に包装されている茶葉よりも劣化のスピードが速いので注意しましょう。ティーバッグの品質を保つためにも缶やアルミパックに移し替えて保存すると良いです。
賞味期限切れの茶葉は、上記の特徴を確認したうえで飲むか決めてくださいね。
茶葉は腐るとどうなるの?
腐って飲めなくなった茶葉の特徴を紹介します。
- 紅茶の香りがなくなる
- お湯を注ぐと濁る
- カビが生えている
- 変色している
紅茶の茶葉はカビが生えていなければ飲むことはできますが、上記のような特徴のある場合、品質は確実に落ちていますのであまり飲むことをおすすめしません。
茶葉が水分を吸ってカビが生えていたり、酸化によって茶葉が変色している場合も腐っている可能性が高いので飲むことは控えましょう。
古くなって飲めない茶葉の活用術
賞味期限が過ぎて古くなってしまった茶葉には様々な活用方法があります。
茶葉を捨てる前にチェックしてぜひ活用してみてください。
脱臭剤として活用
紅茶に含まれているカテキンは抗酸化作用によって臭いの成分を分解する働きが期待されています。
乾燥した茶葉をニオイの気になる場所に置くと、ニオイを吸収してくれますので試してみてください。
ただし、湿気を吸うと消臭効果が薄れていくので1~2週間を目安に交換しましょう。
衣類の塗料に活用
紅茶の茶葉は衣類の塗料にも活用ができます。
- 麻や綿などの自然素材でできた衣類を用意
- 水で浸した衣類を煮出す
- 紅茶液を作り色止めのために塩を加える
- 煮出した衣類を3に2時間浸ける
浸けた衣類を洗って干せば綺麗なベージュ色に染まりますよ。
水回りの掃除に活用
紅茶に含まれているタンニンには脂肪を分解する働きあり、シンクや蛇口についた水垢やキッチンの油汚れも落とすことができます。
ティーバッグの紅茶はそのまま掃除に使うことができますが、茶葉だけの場合はストッキングなどに入れて使うことをお勧めします。
うがいに活用
紅茶に含まれているテアフラビンは殺菌効果も期待ができるので紅茶でうがいをしてみましょう。
紅茶の色素にもなっているテアフラビンは市販のうがい薬よりも効果が期待できると言われていて、紅茶でうがいをするとウイルス感染の予防に繋がります。