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ハツとレバーの違いとは

ハツとレバーの違いとは

この記事では

・ハツとは

・レバーとは

・ハツとレバーの違いとは

についてまとめました。

結論
どちらも「内臓肉」といわれており、精肉以外に食べられる部位のこと
ハツは、心臓のこと
レバーは、肝臓のこと

どちらも精肉よりもずっと栄養価が高いが、レバーの方が鉄分が高い
レバーを生で食べるのはNG

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ハツとは

食用の牛・豚・鶏の「心臓」のこと。
語源は「heart(ハート)」から来ています。
ハツは、カリウム、リン、ビタミンB12、鉄、葉酸が含まれているので、レバーと同じく女性にはオススメな食材となっています。
レバーと同じく鮮度が落ちるのが非常に速いため、新鮮なものを選ぶ必要があります。鮮やかな赤褐色で、表面につやを帯びていて、触ると弾力があると新鮮な証拠です。
焼くと身が引き締まって固くなるのが特徴です。
牛と豚のハツは弾力があってコリコリとした食感がありますが、鶏のハツはプリプリした食感があるといわれてます。
ハツは比較的あっさりとした味わいです。
ただレバーに比べるとスーパーで売られるのは珍しい部位となるので、焼き鳥屋などで食べる機会がある食材でしょう。

レバーとは

牛・豚・鶏の「肝臓」のこと。
英語表記では「liver」。タンパク質やビタミン、鉄分など栄養価が高い食品です。
特に、精肉よりも鉄分がずっと多く含まれているので、貧血・冷え性の人に効果的といわれています。
特にレバーの鉄分は、他の肉や食品の中でもトップクラス。
ビタミンAも多く含まれているので、目の健康に良く、肌や髪の栄養分になります。虚弱体質の人にはオススメです。

牛レバーよりも、特に鶏・豚レバーに含まれているビタミンAの量はかなり豊富となっています。
豚のレバーがタンパク質や鉄分の含有量が多いといわれています。
鶏レバーはレバーの中でも食べやすく、牛レバーは風味が独特でクセになる味だといわれています。
レバーの味が苦手な方は、鶏レバーがオススメです。
また、世界三大珍味である「フォアグラ」はガチョウやアヒルの肝臓からとれます。

レバーとハツの違いとは

どちらも「内臓肉」といわれており、精肉以外に食べられる部位のことです。
レバー(肝臓)、ハツ(心臓)まったく違う臓器です。

レバーはハツよりも鉄分量が多いので、女性にオススメです。

レバーはやわらかいお肉で、独特な味わいです。
クリーミーさから、生クリームとあわせたクリーム煮も合います。
ハツより鉄分が高いです。

一方、ハツはあっさりとした味わいでコリコリした食感を楽しめます。レバーに比べれば臭みが少なめです。

これらの内臓肉は精肉よりもずっと鮮度が落ちるのが早いといわれており、平成24年から牛のレバーは生食用として販売・提供することは禁止されました。
牛のレバーは安全に生で食べるための方法がないといわれており、生食は厳禁。加熱することが必要です。

ハツとレバーの栄養価の違いは

中国が発祥の薬膳には、からだの悪いところには同じような部位を選んで食べるとよいという考え方があります。
肝臓の病気にはレバーを。心臓疾患にはハツを、といった具合です。

精肉よりも内臓肉と呼ばれるこれらの栄養素は高く、特にレバーにはレチノールが豊富に含まれています。
レチノールとはビタミンAの一種で、免疫力を高めるほか、皮膚や目によいといわれています。
ハツは、レバーほどではないものの同様の栄養価が期待できます。

ですが、鶏や豚のレバーは食べ過ぎには注意です。
これらは一日のビタミンAを約5gで満たしてしまうといわれています。
体によい効果をもたらすレチノールですが、過剰になると頭痛や疲労感、発疹などができてしまいます。

ハツとレバーの見分け方や下処理は

〇見分け方
ハツとレバーは食べると違った味わいですが、どちらも似た見た目をしています。
レバーは、ハツよりも大きい臓器です。
鶏のハツは、レバーに比べると小ぶりでまるでイチゴのような形をしています。
レバーは下処理で血抜きをします。下処理後のレバーはハツに比べれば赤みが薄くなります。

〇下処理
〔包丁を使って下処理する〕
どちらも、白い脂(膜)の部分を包丁で切り落としていきます。
切った際に血の塊があれば、それも取り除きます。
レバーとハツは繋がって販売されていることがあるので、両方切り分けてからそれぞれ処理します。

〔レバーは血抜きが必要〕
さらに、レバーは血の塊や膜をとりのぞいてから、血抜きのために塩水に20~30分つけおきします。
このつけおきの時間が長いと、ビタミンが流れ出てしまうので、長時間にならないように管理しましょう。

ハツは生でも安全なのか

現在、ハツであれば生で食べることができます。厳しい基準をクリアしないとハツを提供できません。
生ハツは刺身にするのがおいしく、コリコリした食感が楽しめるといわれています。
牛のハツは脂肪分で白っぽくなっていることはありますが、通常よりも白っぽくなったものだと鮮度が落ちている可能性があるので注意しましょう。

レバーはまずい?食べ過ぎは良くないのか

味や香りの癖が強いことから敬遠されがちですが、貧血の方や女性はぜひ取り入れたい食品です。
どうしても苦手なかたは「レバーペースト」にして、メインディッシュに混ぜる方法もオススメです。

ですが、特に豚と鶏レバーを毎日食べるのは良くありません
ビタミンAは体外に排出しづらい性質を持っているので、毎日食べてしまうとビタミンA過剰症となってしまいます。
欠乏症状態と同じく疲労感や肌荒れをかえっておこしてしまうことがあるので注意しましょう。

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