納豆が冷凍保存できることを知っていますか?
今回は納豆の日持ちする保存方法について解説します。
納豆の冷凍保存方法と賞味期限の目安・解凍方法・腐るとどうなるのかをまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
納豆の日持ちする保存方法って?
納豆は栄養価が高く手軽に食べられるので、ついつい常備してしまいますよね。
どのように保存すれば納豆を日持ちさせることができるのでしょうか?
ここでは納豆の日持ちする保存方法について解説します。
常温・冷蔵保存
発酵食品である納豆ですが、保存するためにはそれ以上発酵が進まないように適切な温度で保存することが大切です。
納豆の適切な温度は10℃以下である為、常温ではなく冷蔵庫での保存がおすすめ。
納豆は冷蔵保存すると1週間日持ちさせることができます。
納豆を常温保存して気温が20℃前後になると、納豆が再発酵し傷みやすくなるので、冷蔵保存が基本になります。
日持ちするのは冷凍保存
納豆は冷凍で長期保存が可能です。
納豆を冷凍保存することで納豆菌の活動が止まり発酵が進まなくなります。
解凍後は再び納豆菌が働き始めるので、解凍したらはやめに食べきりましょうね。
納豆を大量購入した際はぜひ冷凍保存をお試しください。
納豆の冷凍保存方法・賞味期限
ここからは納豆の冷凍保存方法やポイント・賞味期限の目安を紹介します。
納豆の冷凍保存方法・ポイント
納豆の冷凍保存方法・ポイントは以下の通りです。
- パックのまま冷凍:パックごとラップで包み、保存袋に入れる
- パックを取り出して冷凍:納豆をラップで包み保存袋に入れる
納豆を冷凍保存する際は、乾燥を防ぐためにもしっかりと空気を抜いてから保存しましょう。
また、1食分ずつ小分けにして保存しておくと食べる分だけ解凍でき、再冷凍による劣化を防ぐことができます。
賞味期限の目安
冷凍保存をした納豆の賞味期限は約3~6ヶ月です。
ただし、日が経つと冷凍庫の開閉による温度変化で劣化が進んでしまいます。納豆を冷凍保存したら賞味期限を目安としてなるべく早めに食べきるようにしましょう。
冷凍した納豆の解凍方法
冷凍をした納豆は解凍方法によって美味しさに差が出ます。ここからは、冷凍納豆を美味しく解凍させるコツを紹介します。
冷蔵庫での自然解凍がおすすめ
冷凍した納豆は冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。
納豆を冷凍庫から取り出して冷蔵庫に移し、6~8時間かけて解凍すると、冷凍前と変わらない品質で食べることができます。
一度解凍をすると納豆の発酵も進んでしまうので、解凍後はなるべく早めに食べきりましょう。
常温&電子レンジの解凍はNG
冷凍した納豆は、常温での自然解凍・電子レンジの加熱解凍することをおすすめしません。
納豆を室温20℃前後の常温で自然解凍をすると、納豆の発酵が進み傷んでしまいます。発酵が進み過ぎると粘り気が無くなり異臭を感じるようになるので注意しましょう。
また、電子レンジで解凍をすると、納豆の栄養素である納豆菌酵素が死滅するほか、加熱の影響で水分が飛び臭いが強くなってしまいます。
納豆の栄養素を失わずに解凍するためにも、常温と電子レンジでの解凍は避けて、冷蔵庫で自然解凍するようにしましょう。
納豆が腐るとどうなるの?
発酵食品である納豆はニオイや粘りが特徴であり、腐っているのか見分けることって難しそうですよね。
ここでは腐ってしまった納豆の特徴を紹介します。
- 水っぽくなる
- 白い斑点がある
- 粘り気が無くなる
- アンモニア臭がする
- カビが生えている
- 変色している
- 食感がおかしい
納豆は、腐ると逆に粘り気が無くなってしまいます。さらに、黒く変色しアンモニア臭がでてきたら要注意。
上記のような変化が見られた場合は、食べずに破棄しましょう。