にんじんの正しい保存方法は知っていますか?
今回は、にんじんの保存方法と賞味期限の目安を【常温・冷蔵・冷凍】別に紹介します。
解凍方法や、腐ったにんじんの特徴も紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
にんじんの正しい保存方法って?
にんじんは購入した後、そのまま常温で放置しておくと腐ってしまうことがあるので、正しく保存する必要があります。
にんじんは、常温・冷蔵・冷凍どちらでも保存ができます。しかし、にんじんは暑さに弱く、気温が高いとすぐに傷んでしまうので夏場の常温保存は避けましょう。
冷凍保存であれば、常温や冷蔵より長く日持ちさせることができるので、すぐに使う予定がない場合は冷凍保存がおすすめです。
【常温】にんじんの保存方法・賞味期限
にんじんは暑さに弱い為、夏は常温保存ができませんが、涼しい時期であれば常温保存することができます。
まずは、にんじんの常温保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
にんじんの常温保存方法
にんじんの常温保存方法は以下の通りです。
- にんじんをしっかりと洗い水気をふき取る
- キッチンペーパーや新聞紙で包む
- にんじんを立てた状態にして風通しのよい冷暗所で保存する
土付きのにんじんの場合は、洗わずにそのまま土のついた状態で保存しましょう。葉付きのにんじんは、葉を切り落とす必要があります。
スーパーなどで売られている袋の状態で保存をしてしまうと、にんじんから蒸発した水分が溜まり傷つきやすくなるので、そのまま保存せずに上記の手順で保存しましょう。
賞味期限の目安
にんじんを上記の方法で常温保存した場合の賞味期限は約1週間です。
にんじんを包んだキッチンペーパーなどが湿ってしまった場合は交換するようにしましょう。
【冷蔵】にんじんの保存方法・賞味期限
にんじんを正しく冷蔵保存すれば、十分に日持ちさせることができます。
ここからはにんじんの冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
にんじんの冷蔵保存方法
にんじんの冷蔵保存方法は以下の通りです。
- にんじんを洗い表面の水気を拭く
- キッチンペーパーや新聞紙で包む
- ポリ袋に入れて軽く閉める
- にんじんを立てた状態にして野菜室で保存する
にんじんを冷蔵保存する際は、ポリ袋を軽く口を閉めましょう。袋を密閉してしまうと、にんじんから蒸発した水分が袋の中で蒸れて傷みやすくなってしまいます。
にんじんを包んだキッチンペーパーなどが湿ってしまった場合は交換するようにしましょう。
賞味期限の目安
にんじんを上記の方法で冷蔵保存した場合、賞味期限の目安は約1ヶ月です。
買ったにんじんをそのまま冷蔵庫で保存してしまうと1週間ほどで傷んでしまいますが、正しく保存することでさらに3週間と長く日持ちさせることができます。
【冷凍】にんじんの保存方法・賞味期限
次に、にんじんの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。にんじんをすぐに使う予定のない場合は、冷凍保存で長期保存しましょう!
にんじんの冷凍保存方法
にんじんの冷凍保存方法は以下の通りです。
- 使いやすい形にカットしておく
- キッチンペーパーで水気を取る
- にんじんを平らに並べ、ラップでくるむ
- ジップ付き保存袋に入れて、金属トレーの上に乗せ冷凍保存する
にんじんを冷凍保存をするときは金属トレーを使い急速冷凍させましょう。味の劣化を防ぐことができますよ。冷凍されたらトレーは外しても問題ありません。
賞味期限の目安
にんじんを上記の方法で冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月です。
カットしたにんじんは傷みやすく、他の保存方法だと日持ち期間が短くなってしまうので、にんじんが半端に残ってしまった場合も冷凍保存がおすすめです。
解凍方法
冷凍したにんじんは解凍せずにそのまま調理が可能です。
冷凍したにんじんを使う際は、そのまま炒めたり茹でたりしましょう。冷凍する際に色々な形にカットしておくことで時短になり、様々な用途で使いやすくなりますね。
にんじんが腐るとどうなるの?
賞味期限が過ぎて腐ってしまったにんじんはどのような変化が現れるのでしょうか?
腐ったにんじんの特徴を紹介します。
- カビが生えている
- ぬめりがある
- 酸っぱいニオイがする
- 表面がシワシワ
- 溶けている
- 変色している
賞味期限の過ぎたにんじんは、調理する前に上記のような見た目・ニオイがないか確かめましょう。
にんじんのニオイを嗅いでみて鼻につくような臭いがした場合は腐っていますのですぐに破棄しましょう。