トロはこってりとした脂を楽しめて贅沢な気分になれる食材で人気があります。
トロといえばマグロですが、実はマグロだけでなく牛肉や馬肉にもトロと呼ばれる部位があるのをご存知でしょうか?
そこで今回は、
マグロの部位や種類
マグロ以外のトロ
中トロのカロリーの比較
についてご紹介します。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
マグロの部位や種類
トロとマグロ脳天 pic.twitter.com/nCaaifN9YQ
— M.Yutaka (@Yutaka_camera) October 18, 2022
マグロの部位はこちら↓↓↓
マグロは頭から「かみ」「なか」「しも」に分けられており、さらに背中側と腹側に分けられます。
大トロは「腹かみ」「腹なか」にあたり、腹かみが強い脂乗りのいい部位と言われています。
中トロは「背かみ」「背なか」「背しも」「腹しも」にあたり、程よい脂身で赤身よりも酸味が少ないです。
トロ以外の部分を赤身と呼び、トロよりもカロリーや脂質が低くあっさりとしていています。
値段は大トロ・中トロ・赤身の順に高いです。
マグロの種類 はこちら↓↓↓
マグロは8種類いて、日本で食べられているのは主に、クロマグロ(本マグロ)・ミナミマグロ(インドマグロ)・メバチマグロ・キハダマグロ・ビンナガマグロ(ビンチョウマグロとも)の5種類です。
マグロのうち大トロがとれるのは、実はクロマグロとミナミマグロだけです。
クロマグロのトロは、滑らかな舌触りととろける脂が絶品と言われています。
赤身・中トロ・大トロなど、様々な味わいを楽しむことができるマグロ。
マグロ以外にもトロのような味わいがすると言われている食材が2種類あるので、次を見ていきましょう。
マグロ以外のトロは?
マグロ以外のトロはこちら↓↓↓
・牛肉
牛肉でトロと表現されることが多い部位は「サンカク」という部位があります。
焼肉では「上カルビ」「特上カルビ」として提供されていて、肩バラの肋骨部分の肉で、美しい霜降りが入っており、大トロのような濃厚な脂の風味を味わうことができます。
また牛一頭から2kgしか取ることができない「ミスジ」という部位も、きれいな霜降りと適度なゼラチン質で濃厚な旨みを感じられるトロのような味わいです。
・馬肉
馬肉の中で大トロと呼ばれているのは「オビ」や「三角バラ」という部位です。
柔らかい肉質で凝縮された旨味を感じることができます。
中トロと呼ばれている部位は「肩ロース」や「バラ」の部分で、上品な口どけの良さと甘みを楽しめます。
馬肉のトロは人の体温でトロっと脂が溶けるので、しつこくなく馬刺しとして生で食べることができます。
トロのような味わいの食材は、牛肉と馬肉の2種類でした。
牛肉は加熱して食べることが多いですが、馬肉は馬刺しとして生でも食べられるので、ダイレクトにトロの美味しさを感じることができますね。
馬刺しトロ寿司 pic.twitter.com/RTfMFoakSz
— 100 (@_100x0000) October 26, 2022
中トロのカロリーは?
中トロのカロリーはこちら↓↓↓
トロ100gあたり
マグロ(トロ) カロリー:344Kcal
牛(カルビ) カロリー:371Kcal
馬(全体) カロリー:110Kcal
馬肉は霜降り部分だけのデータがなく全体の平均値です。
カロリーを比較してみると、牛肉はマグロのトロと同じくらいのカロリーとなっています。
1番カロリーが低いのは、110kcalと3分の1以下のカロリーしかない馬肉です。
馬肉のトロはカロリーが低めで高タンパク質かつ鉄分を多く摂取できる食材でダイエットや筋トレや健康のための食材としておすすめといえます。
まとめ
今回は、マグロの部位や種類、マグロ以外のトロ、中トロのカロリーの比較についてご紹介させていただきました!
・マグロの大トロは「腹かみ」「腹なか」にあたり、中トロは「背かみ」「背なか」「背しも」「腹しも」。マグロのうち大トロがとれるのは、クロマグロとミナミマグロ。
・マグロ以外のトロは、牛肉と馬肉。
・中トロのカロリーはマグロ(トロ) カロリー:344Kcal、牛(カルビ) カロリー:371Kcal、馬(全体) カロリー:110Kcal。
トロの中でも馬肉のトロは絶品で健康的な食材でおすすめですので、食べたことがない方もぜひ一度召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!!!