腐らない食材といえば何があるか知っていますか?
今回は、腐らない食材の特徴や食材が腐る理由・腐らない・賞味期限のない食材を18選紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
腐らない食材って何がある?
基本的に食品は賞味期限があり、保存環境によって劣化が進むことがありますが、賞味期限が設定されておらず腐らない食材も存在します。
まずは腐らない・賞味期限がない食材の特徴や食材が腐る理由を解説していきます。
腐らない・賞味期限がない食材の特徴
腐らない・長期保存ができる食材の特徴は以下の通りです。
- 水分がすくない
- 糖分が高い
- 塩分濃度が高い
- 抗菌作用がある
これらの特徴がある食材は、温度・酸素・水分の影響を受けにくいので基本的に腐りません。
上記のような特徴を持ち、品質の変化が少ない食材であれば賞味期限の記載を省くことができます。
食材が腐る理由は?
食材は細菌が繁殖することによって傷みます。
特に水分の多い食材は傷みやすく細菌が活発になり繁殖していきます。また、食材は熱気にも弱く、温度の高い場所で保存すると劣化が早まってしまいます。
水分量の高い食材を常温で放置してしまうと腐りやすくなるのです。
腐らない食材13選
ここからは、腐らない(賞味期限の表記がない)食材や、賞味期限が過ぎても傷みにくい食材を13選紹介していきます。ぜひ備蓄の参考にしてみてくださいね。
はちみつ(天然)
はちみつには約17%の水分しかなく、非常に細菌が繁殖しづらい食材です。さらに、はちみつ自体に強い抗菌力があるので密封しておけば腐ることはないでしょう。
ただし、長期保存ができるはちみつは天然のみなので、加工品のはちみつは早めに食べきりましょう。
はちみつは保存期間が長いと結晶状に変化することはありますが、問題なく食べられます。気になる場合は容器をお湯の中に少し浸けておくだけで液状に戻ります。
塩
塩は、含水量が非常に少なく賞味期限を表記する義務のない調味料です。細菌も繁殖しづらく腐りませんが、保管する場合は高温多湿の場所を避けましょう。
砂糖
砂糖も塩と同様に結晶が安定していて腐りにくく、賞味期限を表記する義務がありません。
ギー(澄ましバター)
主にインド料理で使われる“ギー”は、乳固形分と水を分離除去しているので、腐る原因となる水分が含まれていません。そのため、保存状態が良ければ腐ることはありません。
水
純粋な水は腐りませんので密封状態で保管しておきましょう。ペットボトルの水に賞味期限が表記されているのは、未開封の場合でも僅かに空気を通してしまうからです。
アイスクリーム
アイスクリームの賞味期限を表記する義務がなく、-18℃以下の冷凍保存であれば微生物も増殖しないので極めて傷みにくいでしょう。
乾燥パスタ
全粒粉ではない乾燥パスタは、正しく保存をしていれば腐らないでしょう。
ただし、乾燥パスタは湿気に弱く、完全に密閉して保存をしないとダニやカビが入り込んでしまいますので注意しましょう。
蒸留酒
アルコール度数の高い(10%以上)焼酎や泡盛、ウイスキーなどの蒸留酒は腐りません。
ただし、蓋のコルクが傷んでいたりするとアルコールが抜けて劣化が進んでしまう可能性があるので注意が必要です。
酢
酢に含まれている酢酸は強い殺菌効果があります。そのため、酢の中で菌は生きられず、ほとんどの酢が永久的に保存できます。
ガム
ガムは水分が非常に少なく、賞味期限を表記する義務がありません。ただし、直射日光の当たる場所や冷蔵庫で保管してしまうと水分が付着して傷んでしまう場合があります。
梅干し
天日干しされた梅干は塩分濃度が18%と高いのが特徴です。クエン酸の働きによって100年以上もつ食材ともいわれています。
米
炊く前のお米は水分量が15%以下のため腐ることはないでしょう。しっかりと密閉容器に入れて保管をしておかないと虫が湧いてくることもあるので注意しましょう。
ブイヨンキューブ
ブイヨンキューブは塩分濃度が非常に高いので腐りません。保存する際は直射日光の当たらない場所で常温保存しましょう。