乾麺パスタの正しい保存方法は知っていますか?今回は、乾麺パスタの日持ちする保存方法と冷蔵保存する際のポイント・茹でた後の保存方法【冷蔵・冷凍】・賞味期限の目安・腐るとどうなるのかを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
【茹でる前】パスタ(乾麺)の日持ちする保存方法は?
様々な種類のあるパスタですが、乾麺パスタはどのように保存すれば日持ちするのでしょうか?
まずは乾麺パスタの日持ちする保存方法を解説していきます。
未開封なら常温保存
乾麺パスタは未開封であれば常温保存が可能です。
乾麺パスタは水分がほとんどなく傷みにくい食材なので常温保存はできますが、湿気や熱気がこもっている場所で保存すると傷む可能性があります。日の当たらない涼しい場所で保存しましょう。
開封済みなら冷蔵保存
開封してある乾麺パスタは冷蔵保存がおすすめです。
開封後の乾麺パスタは湿気によってダニが繁殖してしまいます。ダニが繁殖するとダニアレルギーを引き起こすリスクがあるので、湿気の少ない冷蔵庫で保存しましょう。
また、未開封でも常温保存は不安という場合も冷蔵保存が可能です。
【冷蔵】茹でた後の保存方法・賞味期限
ここからは茹でた後のパスタの冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
パスタの冷蔵保存方法
パスタの冷蔵保存方法は以下の通りです。
- パスタを茹でる
- 茹でたら湯切りをして深めの容器に入れる
- 粗熱をとる
- ラップをしっかりかけて冷蔵庫に入れて保存する
パスタを茹でたら深めの容器に入れると、ゆとりができて麺がつぶれにくいのでおすすめです。
また粗熱がとれたら放置せずにすぐ冷蔵保存しましょう。
賞味期限の目安
パスタを冷蔵保存した場合の賞味期限の目安は、約2日です。2日以上冷蔵保存してしまうと食感が落ちてしまいます。茹でたパスタを冷蔵保存する場合は日持ちがあまりしないので、すぐに食べる予定があるときのみ冷蔵保存しましょう。腐らないか不安な場合は冷凍保存をお勧めします。
茹でた後のパスタを冷蔵保存する際の3つのポイント
ここからは茹でたパスタを冷蔵保存する際の3つのポイントを紹介します。できるだけ美味しい状態のまま保存させるためにもぜひ参考にしてみてくださいね。
オリーブオイルやソースをよく絡ませる
パスタを茹でて湯切りをしたあとはパスタにオリーブオイルやソースを絡めて保存しましょう。麺をコーティングすることでパサつきにくくします。そのため時間が経っても美味しさを保つことができます。
小分けに保存
パスタを小分けに保存することで麺をちぎれにくくします。
パスタをまとめて保存してしまうと食べる際にくっついてちぎれてしまいますので、あらかじめ食べる量に分けて保存しましょう。
パスタを硬めに茹でる
パスタは茹でると熱で徐々に伸びてしまいますので、冷蔵保存する場合は記載されている茹で時間より1~2分短く茹でましょう。
少し硬めに茹でて冷蔵保存することで、再度加熱した時に柔らかくなり過ぎず、丁度良い硬さで食べられます。
【冷凍】茹でた後の保存方法・賞味期限
続いては茹でたパスタの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
パスタの冷凍保存方法
茹でたパスタの冷凍保存方法は以下の通りです。
- パスタを茹でる
- 流水で麺を洗い、冷ます
- 水気をしっかりと切り、オリーブオイルを絡める
- 1食分ずつラップで包み、ジップ付き保存袋にいれて密閉する
- 冷凍庫に入れて保存
パスタを小分けにする際は、一食分を平らにしてラップに包むと解凍する際の時短になります。
賞味期限の目安
冷凍保存したパスタの賞味期限の目安は、約1ヶ月です。
冷蔵保存よりも長く保存ができるので、日持ちさせたい場合は上記の方法で冷凍保存をしましょう。ただし、日が経つにつれて劣化も進みますので、なるべく早めに食べきることをおすすめします。
解凍方法
冷凍したパスタは電子レンジでの解凍が可能です。
保存袋のまま解凍する場合は袋の口を少し開けて加熱しましょう。加熱不可の保存袋の場合は、耐熱皿に移し替えてラップを軽くかけて加熱してください。
1食分の解凍時間は600Wで約2分ですが、電子レンジの種類によっで加熱時間は異なるので、様子を見ながら温めましょう。
パスタが腐るとどうなるの?
乾燥パスタは腐るとどのような変化が現れるのでしょうか?
腐った乾燥パスタの特徴は以下の通りです。
- 変色している
- カビが生えている
- 変なニオイがする
乾燥パスタは水分がほとんど含まない食材の為、カビは生えにくいと言われていますが、保存環境によっては上記のように腐ってしまうこともあります。特に開封後の乾麺パスタは湿気や熱気がこもっている場所で保管するとカビが生えやすくなるので注意しましょう。賞味期限に限らずカビが生えてしまったら食べずに破棄してください。