水の賞味期限は知っていますか?今回は、水の賞味期限の目安と、いつまで飲めるのかを【水道水・ペットボトル水】別に解説します。さらに水が腐るとどうなるのか、腐った水を飲んだ時の対処法、水の保存ポイントなどを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
水の賞味期限は?いつまで飲める?
生きる上で必要不可欠な水ですが、水道水やペットボトル水の賞味期限はどのくらいなのでしょうか?
ここからは、水の賞味期限を紹介します。
水道水の場合
水道水は常温保存した場合、約3日間は安全に飲むことができると言われています。冷蔵保存をすれば約10日ほど日持ちします。ただし、口をつけて飲んでしまった場合は日持ちしませんので注意しましょう。
ペットボトルの水の場合
ペットボトルの水は未開封の場合のみ記載されている賞味期限まで美味しく飲むことができます。開封済みの場合は菌が繁殖してしまうので3日以内には飲みきりましょう。
一度沸かした水の場合
一度沸かした水は冷めてしまうと細菌が一気に増えてしまいます。
健康のために白湯を飲む人は、飲む分だけ沸かして、その日のうちに飲みきることをお勧めします。
水筒に入れた水道水の場合
水筒に入れた水道水は、直射日光の当たらない涼しい場所で保管しておけば3日ほど、冷蔵庫で保存した場合は10日ほど飲むことができます。
浄水器でろ過した水の場合
水を浄水器でろ過をすると、消毒効果のある塩素まで除去されてしまいます。塩素がなくなると菌が繁殖し、腐りやすくなるので、その日のうちに飲みきるようにしましょう。
ペットボトルに入れた水道水の場合
ペットボトルで水道水を保存する場合は、冷暗所で3日程度、冷蔵庫で10日ほど保存ができます。ただし、開封済みの水は菌が繁殖しやすいのでこの保存方法はあまりおすすめ出来ません。また、口をつけたペットボトルを使用したり、浄水器などを使ってから保存した場合は日持ちしないので注意しましょう。
水が腐るとどうなる?
不純物の影響によって腐りやすい水ですが、腐るとどのような特徴が現れるのでしょうか?
- 硫黄のような悪臭
- 苦みを感じる
水は通常無臭ですが、腐ると硫黄のような強いニオイを感じます。時間だ経つにつれて悪臭も強くなりますので、水にニオイを感じたら飲まずに破棄しましょう。また、飲んで苦みを感じたら腐っている可能性が非常に高いので飲まないようにしましょう。
腐った水を飲んだ時の対処法
誤って腐った水を飲んでしまうと、以下のような症状が出る場合があります。
- 嘔吐
- 腹痛
- 下痢
- 発熱
不純物が含まれた水には賞味期限があり、日が経つと腐ってしまいます。
賞味期限の過ぎた水は空気中の細菌が多く含まれているため、上記のような症状が出た場合は食中毒や病気の可能性があります。水だからといって油断せず、はやめに病院へ行きましょう。
水を腐らせないための保存ポイントは?
正しい方法で水を保存すれば、細菌の増殖を防ぎ日持ちすることができます。
水が腐るのを防ぐためには以下の点を注意しましょう。
- 塩素・カルキを除去しない
- 口をつけて飲まない
- 直射日光に当てて保存をしない
口をつけて水を飲むと唾液が入り、一緒に細菌も入り込むため腐りやすくなります。水を飲む際は、直接飲まずにコップなどに移して飲むことをおすすめします。
そして、塩素・カルキを除去すると不純物の増殖を防ぐ塩素の働きが失われてしまいます。塩素は消毒効果もあり、除去すると菌が繁殖してしまうのでおすすめできません。
水を日持ちさせるためには、常温保存せずになるべく冷蔵保存することをおすすめします。直射日光を避けて常温保存したとしても3日程度しか日持ちしませんが、冷蔵保存することで10日程度保存することができます。