伊勢名物のあんこ餅「赤福」の賞味期限は知っていますか?賞味期限が切れても食べられるのでしょうか?
赤福といえば、伊勢神宮の門前に本店があり、伊勢名物として300年の歴史があると言われている銘菓です。
今回は赤福の賞味期限・消費期限が過ぎても食べられるのか?・日持ちする保存方法・解凍方法について紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
赤福の賞味期限の目安は?
お土産の定番でもある伊勢名物「赤福」ですが、購入する際にどれくらい日持ちがするのか気になりますよね。
赤福は賞味期限ではなく消費期限が記載されています。消費期限はパンや生鮮食品などの傷みやすい食材によく記載されているので、赤福も日持ちしない製品であることがわかります。
赤福の消費期限は季節によって異なります。
- 夏季:製造日から2日
- 冬季:製造日から3日
赤福が日持ちしない理由は、材料にこだわっていて保存料を一切使用されていないことが挙げられます。
消費期限は季節によって異なりますが、開封したら消費期限に関わらず早めに食べきることをおすすめします。
赤福は消費期限が過ぎても食べられる?
あまり日持ちしない赤福ですが、期限が過ぎてしまっても食べることは出来るのでしょうか。
結論からいいますと、消費期限が過ぎた場合は食べない方がいいです。
賞味期限は「美味しく食べられる期限」であり、賞味期限が過ぎても食べられることがほとんどですが、赤福に記載されている「消費期限」とは、正しい保存方法で保管した場合に腐敗や劣化がなく安全に食べられる期限の事を指し、消費期限が過ぎると安全性が損なわれる可能性があります。
消費期限から数時間過ぎた程度であれば腐っている可能性も低いので食べられることもありますが、1日過ぎた場合は食べない方が安全といえるでしょう。
赤福の日持ちする保存方法は?
消費期限が短い赤福ですが、どのように保存すれば日持ちするのでしょうか。ここからは赤福の日持ちする保存方法を解説します。
冷蔵保存は不向き
購入した赤福を冷蔵保存する方が多いかもしれませんが、赤福は冷蔵保存に向いていません。
赤福を冷蔵保存すると餡子は乾燥し、お餅が固くなり、赤福特有の柔らかい食感を楽しむことができなくなります。赤福を保存する際は、エアコンのついた室内での常温保存か、手間はかかりますが冷凍保存することをおすすめします。
保存するなら冷凍保存
赤福を長く日持ちさせるには冷凍保存が断然おすすめです。手間はかかりますが、冷凍保存することによって美味しい状態のまま長持ちさせることができるので是非活用してみてくださいね。
赤福の冷凍保存方法は以下の通りです。
- 赤福を1つずつラップで包む
- さらにジップ付き保存袋に入れて密封
- 冷凍庫に入れて保存
赤福を冷凍保存する際は箱ごと冷凍するのではなく、1個ずつラップに包み小分けにして保存すると美味しい状態のまま日持ちさせることができます。
上記の方法で保存した場合の賞味期限は製造日から約1ヶ月です。冷凍保存することによって賞味期限を延ばすことが出来ますが、保存状態によっては冷凍焼けが起こり傷んでしまうこともあるので、なるべく早く食べきりましょう。
冷凍した赤福の解凍方法は?
冷凍保存をした赤福は、冷蔵庫に移してじっくりと自然解凍するのがおすすめです。
冷蔵庫で自然解凍する場合は1日ほど時間がかかりますので、時間がないときやすぐに食べたいときは電子レンジで加熱すればすぐに解凍できます。1個あたり20~30秒温めましょう。
自然解凍に比べて加熱解凍は味が落ちてしまいますので、美味しく解凍したい場合は時間をかけて自然解凍したほうが良いです。電子レンジで解凍する際は、餡子の部分が焦げる可能性もあるので加熱時間に注意しながら温めましょう。