春巻きが冷凍保存で長持ちできることを知っていますか?今回は春巻きの保存方法と賞味期限の目安を【揚げる前・揚げた後】にわけて紹介します。解凍のコツ・揚げ方や腐るとどうなるのかもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
春巻きの日持ちする保存方法は?
春巻きは手作りをするとつい多く作ってしまいますよね。春巻きを作りすぎてしまったり、作り置きしたい場合は冷凍保存がおすすめです。
ただし、揚げた後の春巻きを冷凍すると具材の水分を皮が吸ってしまい食感が落ちてしまうので、冷凍保存をする場合は揚げる前の状態で保存することをおすすめします。
また、春巻きの冷蔵保存は不向きです。春巻きを冷蔵保存すると、具材の水分を皮が吸収して食感が悪くなってしまいます。春巻きをすぐに食べない場合は、早い段階で冷凍保存しておきましょう。
【冷凍】春巻きの保存方法・賞味期限の目安
ここからは春巻きの正しい冷凍保存方法と賞味期限の目安を【揚げる前・揚げた後】にわけて紹介します。
【揚げる前】春巻きの冷凍保存方法・賞味期限
春巻き(揚げる前)の冷凍保存方法は以下の通りです。
- 春巻きの具材をよく冷ます
- 具材を皮に包む
- 水で溶いた小麦粉で春巻きの皮の端をしっかりとめる
- 1本ずつラップに包んで、ジップ付き保存袋に入れて冷凍庫で保存
春巻き(揚げる前)を冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月です。
春巻きの具材を温かいまま包むと蒸気が発生して皮が皮が柔らかくなり食感が落ちてしまいますので、しっかり粗熱をとってから包みましょう。
【揚げた後】春巻きの冷凍保存方法・賞味期限
春巻き(揚げた後)の冷凍保存方法は以下の通りです。
- 揚げ網の上で油をきって粗熱をとる
- 1本ずつラップで包みジップ付き保存袋に入れて冷凍庫で保存
春巻き(揚げた後)を冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月です。
春巻きを冷めていないうちにラップで包んでしまうと、水滴が皮に吸収し、ふにゃっとした食感になってしまいます。また、水滴があることで雑菌が繁殖し、食中毒を引き起こす可能性があるので、春巻きを冷凍保存する際はしっかり冷ましてから保存しましょう。
残った具材と皮の冷凍保存方法・賞味期限の目安は?
続いては、具材と皮だけが残った場合の冷凍保存方法を紹介します。
【具材の場合】
- 1食分に小分けし、ラップで包むかジップ付き保存袋に入れる
- できるだけ平らにして冷凍庫に入れる
冷凍した具材を解凍する際は、必ずレンジやフライパンなどで火を通して解凍してください。
【皮の場合】
- 皮同士がくっつかないようにラップ、またはクッキングシートで挟む
- 空気が触れないようにラップで包み冷凍庫に入れる
冷凍した皮は、冷蔵庫に移してじっくり自然解凍してから使いましょう。
冷凍した具材・皮の賞味期限はどちらも約1ヶ月です。
冷凍した春巻きを解凍するコツ・揚げ方は?
冷凍した春巻きの解凍方法・揚げ方を紹介します。
【揚げる前】冷凍春巻きをそのまま揚げる
揚げる前の春巻きの解凍方法・揚げ方は以下の通りです。
- 揚げ油を160℃に調節する
- 3~4分ほど揚げて、中まで火を通す
- 揚げ油を180℃に上げて表面がきつね色になるまで揚げる
- 油から取り出して油をきる
冷凍されている春巻きは中身が凍っているので160℃程度の低温でじっくりと揚げましょう。
【揚げた後】春巻きの解凍方法
揚げた後の春巻きをパリパリにする解凍方法を紹介します。
- 160℃ほどの低温で二度揚げする方法
- オーブンを200℃に設定し、10分ほど加熱する方法
- 油をひいたフライパンで揚げ焼きにする方法
春巻きが腐るとどうなるの?
春巻きが腐るとどのような変化が現れるのでしょうか。腐った春巻きの皮の特徴を紹介します。
- 酸っぱいニオイ・異臭がする
- カビが生える
- ぬるぬるしている
春巻きが腐り始めると、酸っぱいニオイがし始めます。そして、春巻きの皮に黒や緑のカビが生えてしまうと食べることは出来ないので破棄しましょう。
また、春巻きの皮は通常サラサラしているのに対して、腐っている春巻きの皮はヌルヌル・ベタベタしています。春巻きを食べる際は、上記のような特徴がないか確かめてから食べましょう。