味噌汁が冷凍保存できることを知っていますか?日本人の食事に欠かせない“味噌汁”は、まとめて作って保存出来たらとても便利ですよね。今回は、味噌汁の保存方法【冷蔵・冷凍】と賞味期限の目安、解凍方法、腐るとどうなるのかを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
味噌汁の日持ちする保存方法は?
味噌汁はどのように保存すれば日持ちするのでしょうか。まずは味噌汁の日持ちする保存方法を解説します。
常温保存
基本的に味噌汁の常温保存はNGです。
特に夏場などの暑い時期は、常温保存すると数時間~半日で傷んでしまいます。それ以外の季節も一日中常温で放置してしまうと傷んでしまう可能性が高いので、作り置きする場合は必ず冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。
冷蔵保存
味噌汁を短期間だけ保存するなら冷蔵保存がおすすめです。朝に作っておいた味噌汁を夕飯に飲みたいという場合は冷蔵保存しましょう。正しい方法で冷蔵保存をすれば2~3日程度なら日持ちします。
冷凍保存
味噌汁は冷凍保存が可能です。味噌汁をより長く日持ちさせたい場合は冷凍保存がおすすめ。味噌汁の粗熱をしっかりとり、完全に冷めた状態で冷凍しましょう。
【冷蔵】味噌汁の保存方法・賞味期限
ここからは味噌汁の冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
味噌汁の冷蔵保存方法
味噌汁の冷蔵保存方法は以下の通りです。
- 味噌汁を沸騰直前まで加熱する
- 容器を移して粗熱をとる
- 蓋やラップで密閉し、冷蔵庫で保存する
味噌汁を冷蔵保存する際は、殺菌のために沸騰直前まで加熱して、粗熱のとれた状態で保存しましょう。
空気に触れないようにラップなどでしっかりと密閉させることが日持ちするポイントです。
賞味期限の目安
味噌汁を冷蔵保存した場合の賞味期限の目安は2~4日です。夏場などの傷みやすい時期は2~3日、冬場は3~4日を目安に食べきりましょう。
ただし、食材によっては賞味期限が早まることもあるので、保存した味噌汁を食べる際は傷んでいないか確認してから食べてくださいね。
【冷凍】味噌汁の保存方法・賞味期限
続いては味噌汁の冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
味噌汁の冷凍保存方法
味噌汁の冷凍保存方法は以下の通りです。
- 味噌汁の粗熱をとる
- 1食分ずつにタッパーにわけて密閉
- 冷凍庫に入れる
味噌汁を冷凍保存する際は、1食分ずつ小分けにして保存しましょう。食べる分だけ解凍が出来て、再冷凍による劣化を抑えます。
そして、海草や葉物野菜は冷凍保存に向いていますが、冷凍保存に不向きな食材(じゃがいも・豆腐・人参・もやし・こんにゃくなど)は避けましょう。これらの食材を冷凍すると食感が大きく変化してしまいます。
賞味期限の目安
味噌汁を冷凍保存した場合の賞味期限の目安は約2週間です。塩分濃度が高いほど日持ちしますので、できるだけ長く保存したい場合は濃い味付けにして冷凍保存しましょう。しかし、賞味期限の過ぎた味噌汁は具材から劣化していきますので、なるべく早く食べきることをおすすめします。
冷凍した味噌汁の解凍方法
冷凍した味噌汁は冷蔵庫での自然解凍と鍋を使った解凍方法がおすすめです。
【冷蔵庫での自然解凍】
- 食べる半日前に冷蔵庫に移す
- 自然解凍したら十分に加熱する
【鍋を使った解凍方法】
- 鍋に移す前に少し解凍しておく
- 鍋に移してしっかりと沸騰させてから食べる
解凍した味噌汁は殺菌の為に十分加熱してから食べるようにしましょう。
鍋を使って解凍すると、出来立てに近い味わいを再現できるのでおすすめですよ。
忙しい時や簡単に解凍したい場合は、電子レンジでの加熱解凍も可能です。
- 密閉容器の蓋を外す
- 様子を見ながら加熱解凍する
電子レンジで解凍する場合は、容器から溢れてしまう可能性があるので、必ず蓋を緩めるか、外した状態で様子を見ながら温めてください。
味噌汁が腐るとどうなるの?
味噌汁を正しく保存をしていても腐ってしまうことがあります。腐った味噌汁の特徴は以下の通りです。
- 酸っぱいニオイ・異臭
- ドロドロしている
- 具材にカビが生えている
- 泡や白い膜が張っている
- 納豆のような味がする
味噌汁が腐ると、味噌汁がドロドロになり具材にカビが生えていたり、泡や白い膜が張ります。味噌汁が大丈夫でも具材が腐っている場合があるので、上記のような異変がないかしっかりと確認をしてから食べましょう。