ここでは、
・「ホワイトリカーとは」
・「ホワイトリカーの代用品は?」
・「ホワイトリカーを使った果実酒」
について説明していきます。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
ホワイトリカーとは
ホワイトリカーとは焼酎の一種で、日本でホワイトリカーといえば甲類焼酎のことです。
焼酎は「甲類焼酎」と「乙類焼酎」の2種類あり、ホワイトリカーは甲類焼酎に分類されるのです。
甲類焼酎は「連続式蒸留」という何度も連続で蒸留を繰り返すため、無味無臭に近く、癖がないすっきりとした味わいに仕上がるのが特徴で、対して乙類焼酎は「単式蒸留」という一度の蒸留で作られます。
このように癖がないホワイトリカーは、果実の風味や味を損なわないため、果実酒に向いています。
また、ホワイトリカーに含まれるアルコールの殺菌効果から、果実の腐敗を防ぎ長期保存できるというメリットもあります。
安価で大量に使用しやすいので、ご家庭で自分好みのリキュールを作りたい人にはぴったりのお酒です。
ホワイトリカーの代用品は?
甲類焼酎
ホワイトリカーと同じ、甲類焼酎という記載のあるお酒であれば、ホワイトリカーの代用になるでしょう。
甲類焼酎の原材料は、主にサトウキビが使用されています。
梅酒や果実酒を漬ける際に果実の風味を損なわず、美味しく作ることができます。
消毒を目的に使う際には、35℃以上のものを選びましょう。
乙類焼酎
ホワイトリカーの代わりに乙類焼酎を使っても、十分に消毒ができます。
乙類焼酎とは単式蒸留と呼ばれる方法で一度の蒸留で製造されており、アルコール度数が45%以下のものをさします。
しかし乙類焼酎の原料は米や麦、芋などと様々で風味が強いのが特徴です。
よってホワイトリカーの代用として使うなら、匂いが控えめな米焼酎を選ぶと良いでしょう。
ウォッカ
ウォッカはアルコール度数の平均が40℃程度と高く、無味無臭のため、代用として使用可能でしょう。
小瓶タイプのウォッカも販売されているので、少量使いたい場合などでも無駄なく使えて便利です。
ラム酒(ホワイトラム)
ラム酒の中でもホワイトラムは、香りも甘みも軽めなので、風味を損なわずに梅酒や果実酒などで使用できます。
また透明度が高いホワイトラムを使うと、果実の色がキレイに出せるメリットもあり、ホワイトリカーの代用に使用できます。
ホワイトリカーを使った果実酒
ホワイトリカー×苺
作った小瓶果実酒をいくつかご紹介します。
まずスタンダードなホワイトリカー×苺。
苺は色が出るので無色透明のお酒でやると女の子に喜ばれます。ソーダで割ると美味しいし、かき氷にかけちゃったりしてもいいかも。写真は漬けてすぐのと、今日撮った1ヶ月経過のもの。ピンクから赤になりました。 pic.twitter.com/bRiSEgtjqc— JUNERAY (@_June_ray) May 28, 2017
ホワイトリカーを使った果実酒1つ目は苺。
ソーダ水で割って飲んだり、アイスやかき氷にかけて楽しむこともできます。
苺は色味が出てくるので漬けてしばらくすると徐々に色味が濃くなってきます。
味だけでなく、色味の変化も楽しめます。
おしゃれな瓶に漬けておけばインテリアにもなって素敵ですね。
ホワイトリカー×梅
毎年この時期にオススメしてる梅酒のレシピです。
南高梅または青梅 1kg
氷砂糖 500g
ホワイトリカー 1800ml
はちみつ 200g
ブランデー 150g・梅は洗ってヘタを取る
・4L容器に梅と氷砂糖を交互に入れる
・リカー、はちみつ、ブランデー入れる
・待つ(3ヶ月くらいから梅酒っぽくなります) pic.twitter.com/MAGPksm0QH— ネコノメ/Chat LuuME 🐱🌱 (@NekonoMECafe) June 10, 2021
ホワイトリカーと言えば梅酒も定番です。
毎年必ず漬けている方も多いでしょう。
癖のないホワイトリカーのおかげで梅の風味を損なわず、美味しくいただけます。
またアルコールの殺菌効果で長期保存も可能になります。
3か月程漬けておくと、梅酒として美味しくなってきます。
ホワイトリカー×プラム/サクランボ
氷砂糖とホワイトリカーで作れる果物のお酒たち。プラムとサクランボとイチゴ。アイスにかけるとおいしいです。 pic.twitter.com/HhRkwTAS0G
— tomei/透明愛好家 (@tomeinohito) March 26, 2023
見た目が可愛らしい果実酒。
プラムやさくらんぼも相性が良いみたいです。
アイスにかけると美味しいようなので、試してみたいですね。
ちょっと大人な贅沢デザートになりそうです。
こんなおしゃれな果実酒をお家で楽しめるなんて良いですよね。