そばの正しい保存方法は知っていますか?そばには様々なタイプがありますが、どのように保存すれば日持ちすることができるのでしょうか。今回は、そばの保存方法と賞味期限の目安を【乾麺・生麺】にわけて紹介します。さらに腐ったそばの特徴もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
【乾麺・生麺】そばの賞味期限はどれくらい?
そばは、乾麺や生麺などの種類によって賞味期限が異なります。まずは、そばの賞味期限の目安(未開封の場合)を紹介していきます。
- 乾麺そば:1~2年(常温保存)
- 生麺そば(スーパー):3~7日(冷蔵保存)
- 生麺そば(手打ち):3日(冷蔵保存)
乾麺に比べて生麺の場合は市販・手打ちに限らず賞味期限が短いことがわかりますね。ただし、上記の賞味期限は未開封で正しく保存している場合のみですので、開封済みのそばは賞味期限に限らず早めに食べきるようにしましょう。
【乾麺】そばの保存方法
乾麺そばは基本的に常温保存です。常温保存する際は以下のポイントに気を付けましょう。
- 直射日光を避ける
- 風通しの良い冷暗所で保管
- ニオイが強いものの近くに置かない
- 蓋つきの固い容器に入れる
乾麺そばはニオイが移りやすいので、ニオイが強いものの近くに置かないようにしましょう。また、虫の混入を防ぐためにも、蓋つきの容器に入れて保管することをおすすめします。特に開封済みの乾麺は虫がつきやすいので、しっかりと密封させて保管しましょう。
【生麺】そばの保存方法
生麺のそばを保存する場合は、市販・手打ちに限らず、冷蔵庫か冷凍庫に入れましょう。ここからは生麺そばの保存方法を【冷蔵・冷凍】にわけて紹介します。
生そばの冷蔵保存方法
生そばの冷蔵保存方法は以下の通りです。
- 生そばに打ち粉をふる
- 蓋つきの保存容器に生そばを入れる
- 生そばの上にキッチンペーパー、または清潔な手拭いを被せる
- 霧吹きで水をかけて軽く湿らせる
- 野菜室で保存
上記の方法で冷蔵保存した場合の賞味期限は1~2日ほどです。生そばを冷蔵保存する際は乾燥させないように濡らしたキッチンペーパーを被せ、蓋つきの保存容器に入れて密閉させることが大切です。そして冷蔵庫内でも温度の高い野菜室に入れて保管することをおすすめします。
生そばの冷凍保存方法
生そばを冷凍保存する方法は以下の通りです。
- 生そばを1食分に小分けにする
- キッチンペーパーで包む
- ラップでしっかりと包む
- さらにジップ付きの保存袋にいれて冷凍庫に入れる
生そばを冷凍保存する際は、解凍しやすいように小分けにして包んでおきましょう。そして乾燥を防ぐためにも、空気に触れないように密閉させて保存してください。
生そばを上記の方法で冷凍保存をすると約1ヶ月賞味期限を延ばすことができます。冷蔵保存するよりも長持ちしますね。多く残ってしまった生そばは冷凍保存を活用しましょう。
冷凍した生そばを食べる際は、野菜室に入れて自然解凍をするか、お湯を沸騰させてそのまま茹でると美味しく仕上がりますよ。
そばが腐るとどうなるの?
乾麺は腐りにくいイメージですが、生麺の場合は賞味期限が短く腐ってしまうことがあります。ここでは、腐ってしまったそばの特徴を【乾麺】【生麺】にわけて紹介します。
【乾麺の場合】
- 麺が湿っている
- 虫が湧いている
- カビが生えている
- 茹でると赤く変色する
- 油臭い味がする
【生麺の場合】
- カビが生えている
- 溶けてドロドロになっている
- 異臭がする
そばの種類に限らず、腐ってしまうと上記のように見た目や臭いに変化が現れます。そばを食べる際はこのような異変がないか確かめてから食べるようにしましょう。ひとつでも当てはまっていた場合は食中毒を防ぐためにも食べずに破棄してください。賞味期限が過ぎてしまっていても見た目や臭い、味に変化がなければ品質は落ちますが食べることは可能ですので食べる前に腐っていないかしっかり見分けましょう。