そうめんの正しい保存方法は知っていますか?今回は、そうめんの保存方法・賞味期限を【乾麺・半生生麺・茹でた後】にわけて紹介します。さらに解凍方法や腐るとどうなるのかをまとめましたので是非参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
【乾麺】そうめんの保存方法・賞味期限
まずは、そうめん【乾麺】の保存方法・賞味期限を紹介します。
乾麺の保存方法
乾麺の場合は常温保存が一般的です。そうめんを常温保存する際のポイントは以下の通りです。
- 直射日光を避ける
- 風通しの良い場所で保管
- 保存容器に乾燥剤も一緒に入れる
- ニオイが強いものの近くに置かない
湿気やニオイが吸収しやすいので、湿度の高い場所やニオイの強いものを避けて保存しましょう。
そうめんは冷蔵保存も可能ですが、冷蔵保存する際も冷蔵庫内の香りが強い食材のそばに置かないように気を付けましょう。
賞味期限の目安
乾麺の賞味期限の目安は製造から3年です。うどんや冷麦に比べ日持ち期間が長めですが、この賞味期限は未開封・正しい方法で保存した場合の期間です。そのため、保存状態によって賞味期限が変わることもあるので注意しましょう。
【半生/生麺】そうめんの保存方法・賞味期限
そうめん【半生/生麺】の保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
半生・生麺の保存方法
半生・生麺のそうめんは冷蔵保存がおすすめです。半生麺は未開封であれば常温保存も可能ですが、冷蔵保存した方が劣化が起こしにくくなるのでおすすめです。
- 開封後のそうめんはジッパー付きの保存袋に入れる
- 冷蔵保存する
半生・生麺は乾燥に弱い為、開封後は別の保存容器に移して密閉された状態で保存しましょう。
商品によっては保存方法が異なる場合もあるので、保存する際は記載されている保存方法を確認しましょう。
賞味期限の目安
半生・生麺の場合の賞味期限は水分量によって変わります。半生麺の場合は水分量が20%ほどで、賞味期限は2~3ヶ月が目安です。生麺の場合は水分量が30%と多く賞味期限が1ヶ月ほどになります。
【茹でた後】そうめんの保存方法・賞味期限
続いては茹でた後のそうめんの保存方法と賞味期限の目安、冷凍したそうめんの解凍方法を紹介します。
冷蔵保存方法と賞味期限の目安
茹でた後の冷蔵保存方法は以下の通りです。
- そうめんを少し固めに茹でる
- そうめんをラップで包んで密閉させる
- 冷蔵庫に入れて保存
茹でた後のそうめんの賞味期限は約2~3日です。一度茹でたそうめんは水分量が増えるため傷みやすくなります。茹でた後に長い時間常温で放置した場合は、傷んでしまったり、日持ち期間がさらに短くなりますので、茹でたあとは常温で放置せずにすぐに冷蔵保存しましょう。
冷凍保存方法と賞味期限の目安
茹でた後の冷凍保存方法は以下の通りです。
- そうめんの水気を取る
- そうめんを一食分の小分けにする
- ジッパー付きの保存袋にそうめん一食分ずつ平らにして入れる
上記の方法で冷凍保存をすると賞味期限が3週間まで日持ちします。
茹でたそうめんは、一食分に小分けにして保存することで食べたい分だけ解凍でき、再冷凍・再解凍を防げます。また、そうめんを平らにして入れることで冷凍・解凍時間の短縮にも繋がります。
冷凍したそうめんの解凍方法
冷凍したそうめんは軽く湯通しをして解凍させましょう。
- ボウルに熱湯を入れ凍ったそうめんを入れる
- 菜箸でそうめんをほぐす
- ほぐれたらすぐにお湯を捨てる
- 水で洗い冷ましたら水気を切る
自然解凍や電子レンジでの解凍も可能ですが、食感が悪くなってしまうことが多いので、湯通しをして解凍する方法をおすすめします。
そうめんが腐るとどうなる?
賞味期限が長く傷みにくいイメージのそうめんですが、保存状態によって腐ってしまう場合もあります。賞味期限が切れて腐ったそうめんの特徴を紹介します。
- 小さな虫がついている
- カビが生えている・カビ臭い
- 触ると崩れてしまう
そうめんは小麦粉から作られているため、保存中にダニなどの害虫がつきやすいと言われています。これらの害虫がそうめんを食べた影響で、脆くなり触ると崩れてしまいます。上記のような特徴のあるそうめんを食べてしまうと、アレルギーなどで体調不良を起こす可能性があるので、保存したそうめんを食べる際は、必ず害虫やカビがついていないか確認しましょう。