緑黄色野菜の一種であるししとうは風味も豊かで、切らずにそのまま食べられるのが魅力。
ピーマンによく似た見た目ではありますが、違いはししとうにある辛みと実の細長さ。
ししとうは天ぷらや炒め物、焼き物など様々な食べ方があります。
この記事ではししとうを適量食べた時の効果
ししとうを食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!ししとうを食べ過ぎると体に悪いってホント?
ししとうは食べ過ぎると、胃が荒れてしまったり、腹痛や下痢の原因になるため、食べ過ぎには注意が必要になります。
また、腎機能が低下している方は特に注意しましょう。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
ししとうを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!ししとうを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
ししとうはβカロテンやビタミンC、カリウムなどが豊富。
そのため、老化防止や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病予防に最適な食材です。
老化や生活習慣病予防
ししとうにはβカロテンがとても豊富に含まれています。
βカロテンは老化や生活習慣病の元となる活性酸素の働きを抑える効果があります。
そのため、ししとうは老化や生活習慣病予防に良いといわれています。
鉄分の吸収を良くしたり、抗ストレス効果も!
フルーツなどに含まれることが多いビタミンCはししとうにも含まれています。
ビタミンCには食事に含まれる鉄分の吸収を良くする効果があります。
また、ビタミンCは抗ストレスのビタミンとも呼ばれています。
普段から鉄分不足による貧血気味の方や、日常生活の中でストレスを感じやすい方にししとうは特におすすめです!
動脈硬化の予防効果
ししとうに含まれるビタミンPには動脈硬化の予防効果が期待できます。
また、ビタミンPはビタミンCの吸収を良くする効果もあるため、
ししとうに含まれるビタミンCと相性抜群です。
むくみや高血圧の予防
ししとうに含まれるカリウムには余分な塩分を体外に排出する働きがあります。
そのため、高血圧の予防に良いとされています。
また、カリウムは体内の水分量を調整してくれるので、むくみ予防にも効果が期待できます。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!ししとうを毎日食べるとどうなる?
ししとうは適量であれば、毎日食べると老化防止や高血圧、
動脈硬化などの生活習慣病予防に効果が期待できますが、食べる量には注意が必要です。
胃が荒れてしまう
ししとうにはカプサイシンという辛味成分が含まれています。
カプサイシンは摂り過ぎると、粘膜を傷つけるため、
胃が荒れる原因となります。
腹痛や下痢の原因になる
ししとうに含まれる食物繊維は適量であれば、
お通じを良くしたり、便秘予防の効果があります。
しかし、食べ過ぎることで腹痛や下痢の原因となる場合があります。
腎機能が低下している方は注意!
ししとうにはカリウムが含まれています。
カリウムは一般的にむくみや高血圧の予防に良い成分です。
しかしながら、腎機能が低下しているとカリウムの摂取に制限をかける必要が出てくることがあります。
カリウムの制限がない方でも食べ過ぎは好ましくありませんが、
腎機能が低下している方は特に注意が必要です。
適量はどのくらい?
ししとうの適量は体質などによっても異なりますが、健康な方であれば1日8~10本程度を目安にすると良いでしょう。
胃腸が弱い場合はそれより少ない量から始めてみて、様子を見るのがおすすめ。
これまで食べ過ぎていたという方はこの機会に見直してみても良いかもしれませんね。
ししとうに限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。