天ぷらや和え物、鍋物に加えても美味しい春菊。
実は春菊の旬は春ではなく冬で、11月頃から2月頃に掛けて最も美味しい時期を迎えます。
この記事では旬の時期以外でも入手しやすい
春菊を適量食べた時の効果
春菊を食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!春菊を食べ過ぎると体に悪いってホント?
春菊を食べ過ぎると、アレルギー症状が出る場合や、
特定の薬の効果を低下させることがあるため、注意が必要です。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
春菊を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!春菊を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
春菊には老化や生活習慣病予防、皮膚や粘膜の健康を保つ効果。
また、胃腸の働きを向上させたり、抗ストレス効果も期待できるなど、食べることで様々な健康的メリットがあります。
老化や生活習慣病予防
春菊にはβカロテンがとても豊富に含まれています。
βカロテンは老化や生活習慣病の元となる活性酸素の働きを抑える効果があります。
そのため、春菊は老化や生活習慣病予防に良いといわれています。
同様にβカロテンを含んでいるほうれん草や小松菜などより春菊の含有量が多いのが特徴です。
皮膚や粘膜の健康を保つ
春菊に含まれるβカロテンは老化や生活習慣病予防以外にも
体に必要な分だけ、ビタミンAに変換するという特徴を持っています。
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない栄養素です。
胃腸の働きを向上させる
春菊に含まれるαピネンやペリルアルデヒドなどには胃腸の働きを向上させる効果や、
胃もたれにも効果があると言われています。
胃腸が疲れている時に春菊は特におすすめになります。
鉄分の吸収を良くしたり、抗ストレス効果も!
フルーツなどに含まれることが多いビタミンCは春菊にも含まれています。
ビタミンCには食事に含まれる鉄分の吸収を良くする効果があります。
また、ビタミンCは抗ストレスのビタミンとも呼ばれています。
普段から鉄分不足による貧血気味の方や、日常生活の中でストレスを感じやすい方に春菊は特におすすめです!
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!春菊を毎日食べるとどうなる?
春菊は適量であれば、毎日食べると老化や生活習慣病予防、皮膚や粘膜の健康を保つ効果。
また、胃腸の働きを向上させたり、抗ストレス効果などに繋がるが、食べ過ぎには注意が必要です。
アレルギー症状が出ることも
春菊によるアレルギーはそこまで頻繁に報告されているものではありませんが、
稀にアレルギー症状が出る場合があります。
アレルギー症状としては消化器症状が多く、吐き気や下痢などが主と言われています。
アレルギーを起こさないためにも食べ過ぎには注意が必要です。
特定の薬を飲んでいる方は注意!
血栓予防として血流を良くするために使われるワルファリンという薬を飲んでいる方は春菊を食べ過ぎると、
薬の効き目を低下させてしまうリスクがあるので、注意が必要になります。
これは春菊に含まれるビタミンKの持つ血液の凝固作用との相性から、
薬の効果を打ち消してしまう可能性が考えられています。
適量はどのくらい?
春菊の適量は1日100g程度を目安にすると良いでしょう。
おひたしの場合は70g~80gを目安に食べ過ぎないようにしましょう。
これまで食べ過ぎていたという方はこの機会に見直してみても良いかもしれませんね。
また、春菊はほうれん草などと比較した時にシュウ酸が少ないので、
生で食べても問題ありません。
春菊に限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。