秋から冬にかけて旬を迎える鮭はお子様でも食べやすく、様々な食べ方がある万能な魚。
スーパーでは旬の時期以外にも一年を通して入手できるので、
日々の食生活に取り入れているご家庭も多いのではないでしょうか。
この記事では鮭を適量食べた時の効果
鮭を食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!鮭を食べ過ぎると体に悪いってホント?
鮭は健康的メリットが多いですが、一方で食べ過ぎると水銀中毒に繋がるリスクがあります。
また、高血圧の原因になったり、体重増加や肥満に繋がることもあるので、注意が必要です。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
鮭を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!鮭を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
鮭を食べると、生活習慣病予防や記憶力向上効果。
また、貧血予防や血液の流れを良くするなど、様々な健康的メリットがあります。
生活習慣病やがん予防
鮭に含まれる栄養素として代表的なものにアスタキサンチンという成分があります。
アスタキサンチンは自然界で鮭のみに含まれる成分であり、非常に強い抗酸化作用を持ちます。
血液中の脂質である活性酸素の働きを抑制し、動脈硬化などの生活習慣病やがん予防にも効果が期待されています。
アスタキサンチンの注意点として焼き鮭にすると、成分が壊れてしまうので、なるべく生食するのがおすすめです。
記憶力向上、認知症の予防にも
鮭にはDHAが豊富に含まれています。
DHAは体の中で合成できないので、食事やサプリメントからしか摂れない貴重な栄養素。
DHAは脳や目などに良いとされ、記憶力向上効果が期待できます。
それだけでなく、認知症予防にも良いと言われています。
血液の流れを良くする
鮭にはDHAだけでなく、EPAも含まれています。
EPAもDHAと同様に体の中で合成できないので、食事やサプリメントからしか摂れない貴重な栄養素になります。
EPAは血液の流れを良くすることで知られていて、血液サラサラ効果が期待できます。
また、血液の凝固を抑えるため、EPAは特に血栓症の予防効果があると言われています。
貧血予防
鮭に含まれるビタミンB12は水に溶けるビタミンB群の一種で、貧血を予防する効果が期待できます。
貧血予防には一般的に鉄分ですが、鉄分を摂っても解消しない貧血の大きな支えとなる栄養素です。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!鮭を毎日食べるとどうなる?
鮭は適量であれば、毎日食べると生活習慣病予防や記憶力向上効果。
また、貧血予防や血液の流れを良くするなどに繋がるが、食べ過ぎには注意が必要です。
水銀中毒になる?
鮭を食べ過ぎると水銀中毒になる可能性があるのかという点ですが、鮭だけに限らず水銀摂取の多くが魚介類からと言われています。
魚介類は極端な食べ方をしなければ、健康に良いもので水銀摂取が問題になることは多くはありませんが、
鮭においても食べ過ぎにならないようにするのが大切です。
高血圧の原因になる
鮭の中でも塩鮭には特に塩分が多く、食べ過ぎると塩分過多になる場合があります。
塩分過多になると高血圧の原因となりますので、注意が必要です。
体重増加や肥満に繋がる
鮭は適量であれば、健康的なメリットが多い食品です。
しかし、鮭には脂質も多く、食べ過ぎると体重増加や肥満に繋がるため、注意が必要です。
適量はどのくらい?
鮭の適量は1日にお刺身なら6切れほどである100g程度、塩鮭なら1切れ(80g)程度を目安にすると良いでしょう。
ご飯が進む美味しさがあるので、ついつい食べ過ぎてしまいがちかもしれません。
鮭に限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。