巻き貝の一種で、壺焼きなどでよく親しまれているサザエ。
寒い冬から初夏にかけて旬を迎え、磯の香りと食感が魅力ですね。
壺焼き以外にもお刺身や活け造り、炊き込みご飯など様々な食べ方やレシピがあります。
ではサザエにはどんな栄養があるのでしょうか?
この記事ではサザエを適量食べた時の効果
サザエを食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!サザエを食べ過ぎると体に悪いってホント?
サザエを食べ過ぎると、便が黒くなる場合があります。
また、妊娠中の方は食べ過ぎなくても心配なら避けると良いでしょう。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
サザエを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!サザエを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
サザエには心臓や肝臓の機能を強くしたり、ダイエット効果。
また、皮膚や粘膜の健康を保つ効果や免疫力向上など、食べることで様々な健康的メリットがあります。
サザエは低カロリー、低糖質なことからダイエットに良いのでは?と思う方もいると思います。
では実際にダイエットに効果があるのか、どんな栄養素が含まれていて効果があるのかを詳しく見ていきましょう。
心臓や肝臓の機能を強くする!
サザエに含まれるタウリンはアミノ酸の一種で、魚介類に多く含まれている成分です。
タウリンの効果は肝臓で肝細胞の再生を促したり、
高血圧などをはじめとする心臓疾患の元となる生活習慣病の予防などに役立ちます。
全般的に心臓や肝臓の機能を強くすることに繋がるような働きがあります。
食欲抑制、新陳代謝アップ効果
サザエは他の巻き貝と比べてたんぱく質の含有量が多いのが特徴です。
たんぱく質には食欲を抑制したり、新陳代謝を調整する効果があります。
そのため、代謝アップに繋がりダイエット効果も期待できます。
皮膚や粘膜の健康を保つ
サザエに含まれるβ-カロテンは体に必要な分だけ、ビタミンAに変換するという特徴を持っています。
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない栄養素です。
免疫力向上
サザエに含まれる亜鉛には風邪や感染症にかかりにくくする効果があります。
また、傷や病気の回復を助ける効果もあり、
免疫力向上に繋がるとされています。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!サザエを毎日食べるとどうなる?
サザエは適量であれば、毎日食べると心臓や肝臓の機能を強くしたり、ダイエット効果。
また、皮膚や粘膜の健康を保つ効果や免疫力向上などに繋がるが、食べ過ぎには注意が必要です。
便が黒くなることもある?
サザエを食べ過ぎると、便が黒くなることがあります。
食べ過ぎて消化しきれなかったものが色素として反映されているだけなので、
一時的なもので大きな心配はありませんが、食べ過ぎないようにしたいですね。
妊娠中の方は心配なら避ける
サザエだけに限らず、貝類の肝部分には貝毒や重金属などを心配する声があります。
妊娠中の方は心配であれば、避けるもの良いでしょう。
また、食べ過ぎない場合であっても妊娠中の方がサザエを食べる場合は新鮮なものをしっかり加熱してからにするのがおすすめになります。
適量はどのくらい?
サザエの適量は1日5個以下が目安になります。
肝の部分に不安要素はあれど、健康に良い栄養素が沢山含まれているサザエ。
食べ過ぎによる健康への悪影響はそこまで心配されていませんが、
お子さまや妊婦さんなどが食べる場合は適量より少ない量にするのがおすすめになります。
サザエに限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。