おにぎりの日持ちしやすい保存方法は知っていますか?今回は、おにぎりの保存方法とおにぎりを手作りする際の日持ちさせるポイント、賞味期限の目安、腐るとどうなるのかなどをまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
おにぎりが日持ちしやすい保存方法は?
賞味期限が短いおにぎりは、保存方法によって日持ちさせることが可能です。続いては、おにぎりを冷蔵・冷凍保存する際のポイントを紹介します。
野菜室で冷蔵保存
おにぎりは普通に冷蔵庫へ入れると、冷蔵庫の低い温度でパサつき固くなってしまいます。おにぎりをラップに包む、もしくは袋のまま温度の高い野菜室で冷蔵保存するとコンビニの陳列棚の状態に近くなるため、味を落とさずに保存ができます。
具材によっては冷凍保存がおすすめ
おにぎりを冷凍保存すると約1ヶ月まで賞味期限を延ばすことが可能です。おにぎりをラップで包み、更に保存袋に入れて冷凍保存しましょう。ただし、冷凍保存に向いていない具材もあるので注意が必要です。
冷凍に向いている具材は、【鮭・梅・昆布・おかか】など。
冷凍に向いていない具材は、【いくら・すじこ】などの生ものです。またマヨネーズを使った具材も油や卵などが分離してしまうため冷凍はおすすめできません。
手作りおにぎりを日持ちさせる方法は?
手作りおにぎりを日持ちさせる方法を紹介します。おにぎりを手作りする際は、以下のポイントに気を付けて作りましょう。
腐りにくい・冷凍保存できる具材を選ぶ
冷凍保存ができ、腐りにくい具材を選んで作ることも日持ちさせるポイントです。腐りにくいうえに冷凍保存する場合におすすめの具材を紹介します。
- 梅
- 昆布
- おかか
- 大葉
- ごま塩
基本的におにぎりの定番具材ですね。上記の具材は、塩分が多く水分が少ないという共通点があります。
手作りするならビニール手袋を使って握る
雑菌が付着している手でおにぎりを作ってしまうと、早いうちにおにぎりが傷んでしまいます。どれだけよく手を洗ったとしても雑菌は目に見えないので注意が必要。念のためにも手作りをする場合はビニール手袋やラップをつけて作りましょう。
おにぎりの賞味期限は?
手軽に作って食べられるおにぎりは、どのくらい日持ちするのでしょうか?賞味期限の目安を、市販と手作りの場合にわけて紹介していきます。
市販おにぎりの賞味期限
コンビニなどで売られている市販おにぎりの賞味期限は約3日程度です。コンビニのおにぎりは、製造から陳列まで時間がかかるので、余裕を持った賞味期限を設定されています。常温保存した場合は、この期限以内に食べきるようにしましょう。また、冷蔵保存した場合は賞味期限が過ぎても2日程度なら問題なく食べることが出来ます。
手作りおにぎりの賞味期限
手作りしたおにぎりの賞味期限の目安は半日程度です。しかし、この期限は手が綺麗な状態で清潔な環境で作られ冷蔵保存された場合のみ。手作りのおにぎりは雑菌が繁殖しやすいので、常温保存や暑い時期などは早めに食べきりましょう。
市販おにぎりは賞味期限が切れても食べられるの?
賞味期限が切れたおにぎりを常温保存した場合は、季節によって腐る可能性があるため、暑い時期などは特に食べないようにしましょう。冷蔵保存されていた市販おにぎりの場合は、賞味期限が過ぎても2日程度なら食べられることがほとんどです。
おにぎりが腐るとどうなる?
市販のおにぎりは賞味期限が多少過ぎても食べられることがほとんどですが、腐ってしまった場合どのような特徴があらわれるのでしょうか?腐ったおにぎりの見分け方を紹介します。
- 酸っぱいニオイ・発酵臭
- お米や具材の変色
- べたついている
- カビが生えている
- 糸を引いている
- 酸味がある
- 味に異変がある
炊き立てのご飯はご飯独特の良い匂いがしますが、酸っぱいニオイや発酵臭などがしたら腐っている可能性が高いです。腐りだしたおにぎりは栄養分などが溶けて雑菌が繁殖して水分が溶け、糸を引いたりべたついたりします。このようにニオイや見た目に異変を感じた場合は食べずに破棄しましょう。また、万が一食べてしまって味に異変を感じた場合は、吐き出して食べるのを止めましょう。