いくらやたらこ、数の子など魚卵はお祝いやハレの日の食事としてもよく使われています。
親魚より高級品として扱われる場合も多い魚卵ですが、
実際にどのような栄養があるのでしょうか?
この記事では魚卵を適量食べた時の効果
魚卵を食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!魚卵を食べ過ぎると体に悪いってホント?
魚卵を食べ過ぎると、高血圧の原因となったり、アレルギーが出る場合があります。
また、太ることにも繋がるので注意が必要です。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
魚卵を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!魚卵を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
魚卵を食べると、記憶力向上効果や血液の流れを良くする効果。
また老化予防、目や粘膜の健康維持など、様々な健康的メリットがあります。
記憶力向上、認知症の予防にも
魚卵に含まれる栄養素の代表格と言っても良いのがDHA。
DHAは体の中で合成できないので、食事やサプリメントからしか摂れない貴重な栄養素。
DHAは脳や目などに良いとされ、記憶力向上効果が期待できます。
それだけでなく、認知症予防にも良いと言われています。
血液の流れを良くする
魚卵にはDHAだけでなく、EPAも豊富に含まれています。
EPAもDHAと同様に体の中で合成できないので、食事やサプリメントからしか摂れない貴重な栄養素になります。
EPAは血液の流れを良くすることで知られていて、血液サラサラ効果が期待できます。
また、血液の凝固を抑えるため、EPAは特に血栓症の予防効果があると言われています。
目や粘膜の健康維持
魚卵に含まれるビタミンAの主成分であるレチノールには目の働きを助ける効果や、
細菌から粘膜を守るなど、抵抗力を高める効果があります。
老化予防
魚卵に含まれるビタミンEには強い抗酸化作用があります。
ビタミンEは血管や肌などの老化防止に効果が期待でき、若返りビタミンとも呼ばれています。
抗酸化作用のある食品は老化が元となる数々の生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!魚卵を毎日食べるとどうなる?
魚卵は適量であれば、毎日食べると記憶力向上効果や血液の流れを良くする効果。
また老化予防、目や粘膜の健康維持などに繋がるが、食べ過ぎには注意が必要です。
高血圧症の原因になる
いくらなど、魚卵の多くは塩漬けされていたり、醤油をかけて食べる場合も多いと思います。
そのため、魚卵は食べ過ぎると塩分の摂り過ぎになることが多く、
塩分の摂り過ぎは高血圧症の原因となりますので、注意が必要です。
魚卵アレルギーになる場合がある
魚卵は生で食べることが多いため、食べ過ぎによる魚卵アレルギーにも注意が必要です。
腹痛や下痢、めまいや吐き気などの症状が出る場合があります。
小さなお子様はアレルギーを引き起こしやすいため、
特に食べ過ぎには注意が必要です。
太る原因になる
魚卵は他の食品と比較した時にカロリーはそれほど高くありません。
しかし、脂質が多いので摂り過ぎると体に脂肪が蓄積し、太る原因となることもあります。
適量はどのくらい?
魚卵の1日の適量はものによって異なりますので、以下いくつか紹介したいと思います。
- いくら;およそ20g(大さじ1杯と1/4)程度が目安
- 明太子;およそ20g(1/3本)程度が目安
- 数の子;およそ50g程度が目安
これまで食べ過ぎていたという方はこの機会に見直してみるのがおすすめです。
魚卵に限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。