山椒と耳にした時に多くの方がうなぎをイメージするかもしれませんね。
実際にうなぎ料理のスパイスとして使われる場合が多いのは確かですが、
実は魚の味噌煮や照り焼き、お味噌汁などでも使われることがあるようです。
この記事ではピリッと辛くて料理のアクセントになる
山椒を適量食べた時の効果
山椒を食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!山椒を食べ過ぎると体に悪いってホント?
山椒を食べ過ぎると、腹痛や下痢になったり、舌がしびれる場合もあるので注意が必要です。
また、稀に目の充血や、嘔吐などが起こることもあると言われています。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
山椒を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!山椒を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
山椒には鎮痛や鎮静作用、胃腸の機能向上、血行不良や冷え性改善など。
更にダイエット効果も期待でき、食べることで様々な健康的メリットがあります。
山椒は食欲の落ちる時期である夏にかけて食べるのが特におすすめと言われてます。
では実際にどのような健康効果があるのでしょうか?
鎮痛や鎮静作用がある
山椒に含まれるサンショオールという成分には打撲や捻挫、打ち身などに対して痛みを軽減する鎮痛作用があります。
他にも山椒に含まれるシトロネラールには鎮静作用や、抗炎症作用などがあります。
胃腸の機能向上
また、サンショオールには胃腸など内臓機能の働きを活発にしたり、消化不良を改善する働きがあります。
食べ過ぎなどが原因で起こる胸のつかえ感を軽減するなど、胃腸の機能向上に繋がる効果が期待できます。
食欲が落ちた時にも助かりますね。
血行不良や冷え性改善
山椒に含まれるサンショオールには新陳代謝をアップさせる働きがあり、体の血行が良くなったり、発汗作用が高まります。
その結果、血行不良や冷え性改善にも効果が期待できます。
ダイエット効果
また、人の体は新陳代謝が悪いと痩せにくくなります。
サンショオールの新陳代謝をアップさせる働きはダイエット効果を高めることにも繋がってきます。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!山椒を毎日食べるとどうなる?
山椒は適量であれば、毎日食べると鎮痛作用や胃腸の機能向上、血行不良や冷え性改善など。
更にダイエット効果なども期待できるが、食べ過ぎには注意が必要です。
腹痛や下痢になる
山椒を食べ過ぎた時に副作用として、腹痛や下痢になることがあります。
時間が経過して次の日などに下痢するケースもあるようなので、注意が必要です。
舌がしびれる場合も
山椒に含まれるサンショオールは食べ過ぎると麻酔のような効果により、舌がしびれる場合がありますので注意が必要です。
舌のしびれ防止には食べ過ぎないことが大前提ですが、乳製品と一緒に食べると刺激を抑えられ、しびれにくくなります。
稀に目の充血や、嘔吐などが起こる
山椒を食べ過ぎた時の症状として多いのが腹痛や下痢、舌のしびれではありますが、稀に目の充血や嘔吐などが起こる場合もあるようです。
適量はどのくらい?
山椒の適量は明確な決まりはありませんが、1回0.2g~0.3g程度で、ひとふりするくらいが良いと言われています。
とても少ないことがわかりますね。
しかし、山椒はひとふり程度であってもしっかりとお料理のアクセントになってくれることでしょう。
これまで山椒をかける時に使い過ぎていたという方はこの機会に見直してみるのがおすすめです。
山椒に限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。