ウコギ科の山菜で、タラの芽やウドの仲間であるコシアブラ。
和食に適しており、天ぷらやおひたし、和え物などの料理に使われることが多く、調理に使用する油と相性が良いのも特徴の一つ。
この記事では春に芽吹く山菜の女王である
コシアブラを適量食べた時の効果
コシアブラを食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!コシアブラを食べ過ぎると体に悪いってホント?
コシアブラを食べ過ぎると、体質によっては下痢になる場合があります。
また、吹き出物が出やすくなることもあるので、注意が必要です。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
コシアブラを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!コシアブラを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
コシアブラを食べると、高血圧予防や老化防止などに繋がります。
また、デトックス効果や便秘予防など、様々な健康的メリットがあります。
高血圧予防
コシアブラに含まれるイソクエルチトリンはポリフェノールの一種で、
薬用として昔から使われているドクダミなどにも含まれている成分です。
イソクエルチトリンには血圧降下作用があり、コシアブラは高血圧の予防に良いといわれています。
老化防止、がん予防にも!
コシアブラに含まれるクロロゲン酸には強い抗酸化作用があります。
抗酸化作用のある食品は老化の元となる活性酸素の働きを抑えるため、
老化防止効果があります。
また、最近ではがん予防などにも効果が期待されています。
デトックス効果
コシアブラだけではなく、春の山菜には苦み成分である植物性アルカロイドが含まれています。
植物性アルカロイドにはデトックス効果があり、
冬の時期に蓄積した体の余分な老廃物や脂肪などを体外に排出する効果があります。
便秘予防
コシアブラには食物繊維も含まれています。
食物繊維はゲル状になって便を柔らかくし、出しやすくする働きがあります。
硬い便は便秘の原因になります。
そのため、便秘予防に効果が期待できます。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!コシアブラを毎日食べるとどうなる?
コシアブラは適量であれば、毎日食べると高血圧予防や老化防止。
また、デトックス効果や便秘予防などに繋がるが、食べ過ぎには注意が必要です。
体質によっては下痢になることも
コシアブラに含まれる食物繊維は適量であれば、便秘予防など効果が期待できます。
しかし、コシアブラを食べ過ぎると食物繊維の摂り過ぎになり、体質によっては下痢になることもあります。
体に嬉しい効果がある食物繊維ですが、摂り過ぎには注意が必要です。
吹き出物が出やすくなる
コシアブラだけではなく、春の山菜に含まれる植物性アルカロイドは適量であれば、デトックス効果が期待できます。
しかし、コシアブラを食べ過ぎるとそのデトックス効果の影響で吹き出物が出やすくなる場合があります。
適量はどのくらい?
コシアブラの適量は他の食材と違って具体的に決まっていません。
理由としてコシアブラはある程度食べても、低カロリーで含まれる栄養素から見ても1日摂取量をオーバーしにくいから。
また、コシアブラは希少でスーパーに並ぶこともそう多くはないからというのも考えられます。
コシアブラを初めて食べたり、久しぶりに食べる時はいきなり沢山食べるのは避け、
体の調子を見ながら少しずつ量を調整していくのが、おすすめです。
天ぷらは特に人気があって、美味しいので食べ過ぎてしまう人も多いよう。
多めに入手した時は気を付けたいですね!
コシアブラに限らず、どんな食べ物であっても食べ過ぎは体に悪いので、注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。