和食のダシにも使用され、他の食材の美味しさを引き出すまとめ役の昆布。
ダシとしてだけでなく、様々な料理にも使われ、とても万能。
海藻の仲間なので、健康に良さそうと思っている人も多いと思います。
この記事ではビタミンやミネラルが豊富な
昆布を適量食べた時の効果
昆布を食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!昆布を食べ過ぎると体に悪いってホント?
昆布を食べ過ぎると、お腹が緩くなったり、甲状腺機能障害に繋がるリスクがありますので食べ過ぎには注意が必要です。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
昆布を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!昆布を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
昆布には血圧のコントロール、疲労回復効果。
また、歯や骨を健康に保ち、骨粗しょう症の予防やお通じ改善効果など、食べることで様々な健康的メリットがあります。
血圧をコントロールできる!
昆布に沢山含まれているアルギン酸は水溶性食物繊維の一種で、体内の余分な塩分を体外に排出する効果があります。
そのため、血圧をコントロールでき、高血圧や動脈硬化などの予防に繋がります。
疲労回復効果
昆布に含まれるビタミンB1は疲労回復のビタミンとも呼ばれています。
人はエネルギー不足になると疲れやすくなりますが、ビタミンB1には糖質をエネルギーへ変換する働きがあります。
昆布は糖質を含んだ白米などと一緒に食べることも多いと思いますので、嬉しい効果ですね。
歯や骨を健康に保ち、骨粗しょう症の予防にも◎
昆布に含まれるカルシウムは牛乳の約7倍もあると言われています。
カルシウムは歯や骨の健康に欠かせない栄養素。
また、それだけではなく骨粗しょう症の予防にも効果が期待できます。
お通じ改善効果
昆布には食物繊維も豊富で、中でも水溶性食物繊維であるアルギン酸やフコダインは便を柔らかくする働きや、便を滑りやすくする働きがあります。
便が固いと便秘になりやすくなりますよね。
昆布に含まれる水溶性食物繊維にはお通じ改善効果が期待できます。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!昆布を毎日食べるとどうなる?
昆布は適量であれば、血圧のコントロール、疲労回復効果。
また、歯や骨を健康に保ち、骨粗しょう症の予防やお通じ改善効果などの健康効果が期待できます。
一方で毎日食べるのは避けた方が良い種類もあるため、注意が必要です。
お腹が緩くなることがある
昆布には食物繊維も豊富で、中でも水溶性食物繊維であるアルギン酸やフコダインは便を柔らかくする働きや、便を滑りやすくする働きがあります。
そのため、適量であればお通じの改善に繋がります。
しかし、昆布を食べ過ぎると水溶性食物繊維の摂り過ぎにより、必要以上にお腹が緩くなることがあるため、注意が必要です。
甲状腺機能障害に繋がるリスク
昆布に含まれる葉酸(ヨウ酸)は適量であれば、体に必要な栄養素。
しかし、葉酸(ヨウ酸)は摂り過ぎると、甲状腺機能障害に繋がるリスクがあるため、注意が必要です。
毎日食べるのは避けた方が良い昆布の種類もある
毎日は食べない方が良い昆布の種類を紹介します。
- とろろ昆布→お椀に少量の調味料とお湯を入れて手軽にお吸い物ができるもの。
- おぼろ昆布→お吸い物や他のレシピにトッピングとしてプラスさせる場合が多いもの。
- おしゃぶり昆布→そのまま食べられてよく噛んで食べると、ダイエット効果に繋がると言われていて、間食として食べる人が多い。
- 酢昆布→酢をベースにした味付けの駄菓子昆布。
4種類紹介しましたが、毎日食べると少量であっても葉酸(ヨウ酸)の摂り過ぎになるリスクが高いため、注意しましょう。
適量はどのくらい?
昆布の適量は1日1g~1.5g程度が目安で、とても少ないことがわかります。
ただ、料理に使ったりダシをとる場合に目安を超えてしまう場合もあるでしょう。
そうした時はやはり毎日摂取するのは避け、時々にするのが無難と言えます。
これまで昆布を食べ過ぎていたなと思う方はこの機会に見直してはいかがでしょうか?
昆布に限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。