手作りした麦茶の賞味期限の目安は知っていますか?今回は手作りした麦茶(水だし・お湯だし)の賞味期限の目安と日持ちさせるコツ、腐るとどうなるのかを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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手作りした麦茶の賞味期限の目安は?
ご家庭で作ることも多い麦茶ですが、手作りの麦茶はどれくらい日持ちするのでしょうか?賞味期限の目安をティーバッグで水だしした場合とお湯出しで作った場合にわけて紹介します。
ティーバッグで水出しした麦茶の場合
ティーバッグで水出しして作った麦茶の賞味期限の目安は、2~3日です。水出しで作った麦茶は作ってから4日ほど経つと菌が繁殖しやすくなります。ティーバッグを入れる際は清潔な手で行い、菌を入れないようにしましょう。
お湯だしで作った麦茶の場合
お湯だしで作った麦茶の賞味期限の目安は3~4日です。しかし麦茶を沸かした後の冷まし方次第で雑菌の繁殖に差が出ます。麦茶を沸かしてから放置してしまうと熱がゆっくりとさがって細菌が繁殖しやすくなり、麦茶を作ってから3日ほど経つと細菌が増え早く傷んでしまうので注意しましょう。
麦茶が腐るとどうなるの?
賞味期限が切れて麦茶が腐るとどのような変化があらわれるのでしょうか?腐った麦茶の特徴は以下の通りです。
- 酸っぱいニオイ・異臭がする
- 酸っぱい味がする
- とろみやヌメリがある
- カビが浮いている
通常の麦茶からは感じられない酸っぱいニオイや異臭を感じたら腐っている可能性が高いので、飲む前にニオイに異変がないか確認をしましょう。また、麦茶にとろみやヌメリが出てきた場合も飲むのは避けましょう。冷蔵庫に入れておくと安心しがちですが、飲む前に見た目に変化がないかを確認してから飲むことをおすすめします。
麦茶を日持ちさせるコツ
あまり日持ちのしない麦茶ですが、なるべく長持ちさせるための保存時のコツを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
水道水で作る
水出しの麦茶は水道水でつくると、水道水に含まれているカルキの作用で菌が繁殖しにくくなります。細菌の繁殖を抑えることは出来ますが、水道水以外のミネラルウォーターなどで水出しした場合と日持ち期間は変わらないので注意しましょう。
麦茶のパックを取り出す
出来上がった麦茶のパックを入れたままにすると味も濃くなり、お茶が傷みやすくなります。お湯出しで作る際は10分ほど、水出しの場合は冷蔵庫に入れて2時間程度でパックを取り出すと良いでしょう。
必要な分だけをコップにうつす
飲みたい分だけをコップにうつし、ポットはすぐに冷蔵庫へ戻すようにしましょう。温度変化が頻繁だと傷みやすくなるからです。また、ポットに口をつけて飲むと口の雑菌が麦茶に移ってしまうので必ずコップに移して飲むようにしましょう。
耐熱性のガラス製ポットを使う
麦茶を保存する際は、プラスチック製の容器ではなく、なるべくガラス製のポットを使うことをおすすめします。耐熱性のガラスの容器なら熱湯消毒もできるので殺菌が簡単に行えます。熱湯消毒をする際は80℃以上の熱湯に5分ほどつけておきましょう。
保存容器を殺菌
保存容器に雑菌がついている可能性もあるので殺菌しておくことが大事です。麦茶を入れる前に、しっかりと容器を洗い乾かしておきましょう。使用後も水で洗うだけではなく、洗剤でしっかりと洗っておきましょう。
煮出したらすぐに余熱をとる
煮出した麦茶をそのまま放置してしまうと雑菌が繁殖してしまうので、煮出した後はすぐに冷まして余熱をとりましょう。容器に水を張り、麦茶の入った容器の蓋を外して水につけましょう。容器の半分くらいをつけておけば大丈夫です。雑菌が繁殖しやすい温度は30~37℃なので常温での保存は避けて冷蔵保存するようにしましょう。