ここでは、
・「サイリウムとは?」
・「サイリウムで代用できるものは?」
・「サイリウムの摂取量や副作用は?」
・「サイリウム活用レシピ」
について説明していきます。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
サイリウムとは?
サイリウムとはオオバコ属の「プランタゴ・オバタ」という植物のことです。
販売されている「サイリウムパウダー」は、その種子の殻を粉末にしたものです。
サイリウムは日本で自生するオオバコとは違い、ヨーロッパから西アジア地域で多く栽培されています。
サイリウムは糖質ゼロで低カロリー。
さらに水に混ぜると膨らみゼラチン状になるのが特徴です。
このような特徴から、ダイエットや低糖質レシピとして注目されるようになりました。
食事やデザートの材料として用いられています。
サイリウムで代用できるものは?
糖質ゼロで低カロリーのサイリウムを他のものの代わりに使用することで、普段の食事がより低糖質、低カロリーになります。
どんなものに代用したらよいのか、紹介させていただきます。
片栗粉
サイリウムは水分を加えて練ると、とろみがつくため、片栗粉の代用として使えます。
サイリウム1g=片栗粉5gを目安にすると良いでしょう。
中華料理の餡かけや麻婆豆腐などにも使えます。
小麦粉
お菓子作りなどでも蒸しパンなどの生地として小麦粉の代わりにサイリウムが代用されることもあります。
おからパウダーと合わせてヘルシーなお菓子作りをする方も多いようです。
おからパウダーはパサついてしまいがちですが、サイリウムを入れることで小麦粉のようなモチっとした食感に仕上がります。
寒天
水分の量を調節すればゼリーのように固まるサイリウム。
よって寒天の代用にもなります。
寒天と同じように食物繊維も多く含み低糖質なサイリウムは、代用にぴったりと言えるでしょう。
わらび粉
固まる性質を活かしてわらび粉にも代用できます。
鍋に水、サイリウム、砂糖を入れて焦げ付かないようかき混ぜながら2分ほど加熱し、その後冷やし固めるだけでわらび餅がつくれます。
きな粉をまぶしてヘルシーなわらび餅の完成です。
サイリウムの摂取量や副作用は?
サイリウムの摂取量上限値は1日20gまでです。
摂りすぎると下痢や胃痛などが生じることがあるので、摂取量を守るように心がけましょう。
また一部の医薬品と飲み合わせの問題があるとも言われています。
疾患をお持ちの方や、薬を内服されている方は、必ず医師の指示に従い適切に使用しましょう。
また、粉のまま摂取すると窒息する可能性も否めません。
必ず溶かしてから摂取するようにしてください。
サイリウム活用レシピ
実際にサイリウムを使ったレシピをいくつかご紹介します。
是非参考にご家庭でも使ってみてください。
サイリウム珈琲ゼリー
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サイリウムを使った珈琲ゼリーのレシピです。
こちらはタピオカドリンク用のストローを使ったドリンクタイプのゼリーで、見た目も可愛く美味しそうですね。
おやつやちょっと小腹が空いた時にも満腹感がありそうです。
フルーツゼリーに比べて無糖の珈琲などを使うことで糖質も低くダイエットにもぴったりです。
サイリウム抹茶わらび餅
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わらび餅自体がすでに低カロリーですが、わらび粉をサイリウムに変えるだけでサイリウムを使用したよりヘルシーなわらび餅を作ることができます。
きな粉や黒蜜の他にもこのような抹茶のわらび餅も美味しそうですね。
ご家庭で作るからこそ、砂糖の量を調整してお好みの甘さにしたり、わらび餅のトッピングも自由にアレンジできます。
気軽に作れるのでぜひお気に入りのわらび餅を作ってみてください。
サイリウムたこ焼き
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スイーツが続きましたが食事もあります。
こちらはたこ焼き粉も使いつつ、サイリウムも追加したたこ焼きレシピです。
ダイエット目的だけでなく、サイリウムを入れることで中がトロトロのお店のようなたこ焼きが作れるのです。
サイリウムが余ってしまっている方にもおすすめしたい一品です。
サイリウムを入れる分、水も多めに入れるのがポイントです。