長期保存ができるイメージの飴ですが、飴の賞味期限は知っていますか？今回は飴の賞味期限の目安をはじめ、賞味期限が切れても食べられるのか？賞味期限切れの飴を食べるデメリット・劣化しはじめた飴と腐った飴の特徴、そして日持ちする飴の保存方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
飴の賞味期限の目安は？
砂糖で作られている飴は日持ちしそうなイメージがありますが、賞味期限はどのくらいなのでしょうか？まずは賞味期限の目安と賞味期限切れでも食べられるのか、期限切れの飴を食べるデメリットも紹介します。
飴の賞味期限の目安
飴の賞味期限の目安は、未開封で1年です。未開封のまま高温多湿や直射日光を避けて保存をすれば、賞味期限が切れた場合でも、問題なく食べられることが多いです。しかし一度開封してしまうと保存環境の影響を受けやすく、保存状態によっては品質が落ちる可能性があります。
また、備蓄用の飴であれば賞味期限は3年～5年と長持ちします。飴は日持ちしやすく持ち運びにも便利なので、もしもの時のために保存食としてストックしておくと良いでしょう。
賞味期限が切れても食べられる？
飴の材料である砂糖には防腐作用があります。そのため、未開封の飴であれば賞味期限が切れてから２～３ヶ月程度なら問題なく食べられることが多いですよ。しかし、開封済みの場合は空気中の水分を吸収し劣化が早まりますので、早めに食べきるか劣化が始まる前に正しい保存方法で保存しておきましょう。
賞味期限切れの飴を食べるデメリットって？
賞味期限切れの飴を食べるデメリットは以下の２つです。
- 食中毒になるリスクがある
- 粘度が高く歯につまり虫歯になりやすくなる
賞味期限が切れた開封済みの飴は、劣化して菌が繁殖している可能性があります。特にお祭りなどで売られているりんご飴は劣化しているものを食べるとリステリア中毒になる可能性があると言われています。リステリア菌は冷蔵庫に入れると低温で菌が増殖してしまうので、購入後はなるべく早く食べきるようにしましょう。
そして賞味期限が切れた飴はベトベトしていて粘度が高くなります。そのため食べると歯につまり虫歯になりやすくなるので、食後はしっかり歯磨きをするなど注意をしましょう。
飴が腐るとどうなる？
滅多に腐ることがないと言われている飴ですが、劣化し始めた状態と腐ってしまった飴の特徴を紹介します。
- 白く変色する
- ベトベトする
- カビが生える
- 酸っぱいニオイ・味がする
飴は劣化しはじめると粘度が高くなりベトベトしていきます。飴は砂糖で作られているので長く保存すると飴の表面が溶けてしまうからです。また、劣化すると白く変色する場合も。飴の糖分が溶けて再結晶することで変色しているだけであれば食べることは出来ますが、味が落ちている可能性があります。また白く変色している場合は再結晶以外にもカビの可能性があるので注意しましょう。
そして、賞味期限が切れて腐ってしまった飴は、酸っぱい味やニオイが特徴であるのでこのような変化を感じたらすぐに処分しましょう。
飴の保存方法
長期保存できる飴ですが、開封後も保存状態次第で日持ちさせることが可能です。飴の品質を保ちながら保存する方法を紹介しますで参考にしてみてください。
- 冷暗所で保存
飴は砂糖で出来ているため、熱に弱く、温度の高い場所で保存すると溶けてしまいます。直射日光・高温多湿を避けて冷暗所で保存をすると日持ちしやすいですよ。
- 乾燥剤を使う
飴は日が経つと空気中の水分を吸収しベトベトしてしまうので、乾燥剤の活用がおすすめです。保存袋に飴と乾燥剤を入れて保管することで、飴を乾燥させて劣化を防ぐことができます。
