賞味期限が短いイメージのあるケーキですが、日持ちする保存方法は知っていますか?今回はケーキの保存方法【冷蔵・冷凍】と解凍のコツ、賞味期限の目安や腐るとどうなるのかを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
ケーキの賞味期限の目安は?【種類別】
ケーキ(冷蔵保存した場合)の賞味期限の目安を種類ごとに紹介します。
- 生クリーム・フルーツケーキ:当日中
- ガトーショコラ:5日ほど
- デコレーションケーキ:~2日以内
- ベイクドチーズケーキ:5日程度
- レアチーズケーキ:2~3日
生クリームや果物が入っていないガトーショコラやチーズケーキは比較的日持ちします。生クリーム・果物が使われているケーキは水分量が多く傷みやすいので賞味期限が当日中のものが多い傾向にあります。仮に賞味期限が1~2日過ぎてしまっても味に変化がなければ食べられます。
【冷蔵】ケーキの保存方法
ケーキは冷蔵保存が一般的ですが、ケーキにひと手間加えると質を保ちながら保存させることが可能です。デコレーションケーキとスポンジケーキの場合にわけて説明します。
【冷蔵】デコレーションケーキの保存方法
まずはデコレーションケーキの保存方法を紹介します。ケーキの高さよりも高いタッパーをご用意ください。
- タッパーの蓋にケーキを置く
- 上からタッパーを被せ冷蔵庫に入れる
デコレーションケーキはタッパーに移し替えて保存することで乾燥を防ぐことができます。またタッパーに入れてしまうと形が崩れやすくなるため、蓋にケーキをのせタッパーを被せることで綺麗なまま保存ができます。
【冷蔵】スポンジケーキの保存方法
続いてはスポンジケーキの冷蔵保存方法です。
- ケーキをタッパーに移しかえるか、ラップに包み保存袋に入れ密封させる
- しっかり空気を抜いて冷蔵庫に入れ保存
紙箱のまま保存してしまうと、ケーキが乾燥しやすくなり、日が経つとスポンジがパサパサになってしまいます。また冷蔵庫のニオイも移ってしまう可能性があるので、空気が触れないようラップに包んで保存することをおすすめします。
【冷凍】ケーキの保存方法
ケーキを長持ちさせたい場合は冷凍保存も可能ですが冷凍に不向きなケーキもあります。例えば、果物が入っているケーキやカスタードクリーム入っているケーキ。果物が入っているケーキは果物から水分が出て食感が変わってしまいますし、カスタードクリームが使われているケーキを冷凍するとクリームが分離し、味や風味を損ねてしまいます。そのため上記のようなケーキは冷凍ではなく冷蔵保存することをおすすめします。
ここからはデコレーションケーキとスポンジケーキの冷凍保存方法を紹介します。
【冷凍】デコレーションケーキの保存方法
デコレーションケーキの冷凍保存方法は以下の通りです。ケーキの高さよりも高いタッパーをご用意ください。
- タッパーの蓋にケーキをのせる
- タッパーを被せて冷凍保存
タッパーに入れてしまうと形が崩れやすくなるため、蓋にケーキをのせタッパーを被せることで綺麗なまま保存ができます。この方法で保存すると1か月間は日持ちしますよ。
【冷凍】スポンジケーキの保存方法
スポンジケーキの冷凍方法は以下の通りです。
- 空気が触れないようにケーキをラップでしっかり包む
- 保存袋にいれて密封し、空気を抜いてから冷凍保存する
スポンジケーキは空気に触れないようにラップで包み保存袋で保存することによって酸化や乾燥による劣化を防ぎます。保存袋の中もしっかり空気を抜いて保存しましょう。このように正しい方法で保存すれば1ヶ月は日持ちします。
おいしく解凍するコツは?
冷凍したスポンジケーキの場合は常温で自然解凍ができます。デコレーションケーキは、冷蔵庫に移し6時間程度自然解凍すると変わらない品質で解凍することが出来ます。生クリームが使われているケーキを常温で解凍すると、クリームが溶けてしまったりなど、見た目や味に変化が出てしまう可能性があるので常温での自然解凍は避けましょう。
ケーキが腐るとどうなるの?
ケーキが腐ると以下のようになります。
- 酸っぱいニオイ・異臭
- 生クリームの変色
- 果物が溶けている
- カビが生える
- 苦み・酸味がある
腐ったケーキは、菌が増殖しニオイや見た目に変化があらわれます。白・緑色のカビが生えクリームも黄色く変色しますので、食べる前に見た目に変化がないか確認しましょう。