炒め物にはもちろんのこと、野菜スープやサラダとしても頻繁に使われているキャベツ。
1年を通してスーパーなどで入手しやすく、自宅に常備されている方も多いのではないでしょうか。
万能で、ヘルシーなイメージの強いキャベツですが、
実際にどのような健康効果があるのでしょうか?
この記事ではコストパフォーマンスの高い
キャベツを適量食べた時の効果
キャベツを食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!キャベツを食べ過ぎると体に悪いってホント?
キャベツを食べ過ぎると、腹痛や下痢の原因になったり、甲状腺機能の低下や体重増加などが懸念されます。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
キャベツを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!キャベツを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
キャベツを食べると胃痛や胃潰瘍の改善、免疫力の向上。
また、骨の健康を保つ効果など、様々な健康的メリットがあるといえます。
胃痛や胃潰瘍の改善
キャベツは特にビタミンが豊富な野菜。
代表的なビタミンUは胃の粘膜を守る働きがあり、
胃痛や胃潰瘍の改善に効果があるとされています。
ビタミンUは加熱に弱いため、
メリットを発揮してもらうためには生で食べるのがおすすめです。
生が最も良いですが、さっと湯通しする程度でも良いとされています。
風邪予防など免疫力向上
キャベツに含まれるビタミンCは日々、健康に過ごすために欠かせない栄養素。
強い抗酸化作用があり、風邪予防など、免疫力向上効果があります。
また、疲労回復にも役立ちます。
骨を丈夫に!骨粗しょう症の予防
キャベツに含まれるビタミンKは骨の健康を保つ効果があります。
ビタミンKは骨の形成や血液を固めるために必要な栄養素で、
重要な役割を担っています。
更にカルシウムが豊富な食材と一緒に食べると相乗効果により、
骨粗しょう症の予防にも役立ちます。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!キャベツを毎日食べるとどうなる?
キャベツは適量であれば、毎日食べると胃痛や胃潰瘍の改善。
また、免疫力の向上などが期待できるが、食べ過ぎには注意が必要です。
腹痛や下痢の原因になる
キャベツに含まれる食物繊維は適量であれば、お通じを良くしたり、
便秘予防の効果があります。
しかし、食べ過ぎることで腹痛や下痢の原因となる場合も。
体に嬉しい効果をもたらすことが多い食物繊維ですが、摂り過ぎには注意が必要です。
甲状腺のトラブルに繋がる?
キャベツに含まれるゴイトリン。
聞きなれない成分ですが、ゴイトリンは甲状腺腫を誘発させる成分なのです。
ゴイトリンを過剰摂取した場合、甲状腺の機能を低下させることがあります。
食べ過ぎに気をつければ、甲状腺への影響は心配ないとされているため、
過度に気にする必要はありません。
食べ方によっては体重増加などに繋がる
キャベツそのもののカロリーは低く、また健康効果も高いのですが、
味付けや食べ方によっては体重増加などに繋がる場合があります。
サラダにした際のドレッシングや、お肉などと一緒に調理した際のたれなど、
組み合わせによってはカロリーオーバーになることもあります。
適量はどのくらい?
キャベツの適量は1日230g程度である1/4玉を目安にすると良いでしょう。
小鉢料理などの調理済みの量であれば、小鉢1~2個が目安になります。
食べると薬になるともいわれ、健康効果が高いとされるキャベツではありますが、
栄養バランスを大切にキャベツだけに偏らないよう食べるようにしましょう。
キャベツに限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。